三方の山々に抱かれる日本有数の穀倉地

庄内平野

山形県の日本海側にある平野。庄内の名は中世の大泉荘(庄)に属したことに因むという。

最上川を中心に赤川、日向川などの河川の堆積作用によりできた沖積平野で、海岸沿いに砂丘がある。南北に細長く、長さ約 50km、幅は5~20km程度。
中世から近世初期にかけて灌漑工事が進行し、庄内米の大産地となった。
庄内砂丘では飛砂と塩害、冬季の季節風から穀倉地帯を守るために大防風林を植え、メロンなどの果樹栽培も行われる。
酒田市は庄内平野の門戸にあたる港町、鶴岡市は早くから発達した城下町。出羽三山の山伏文化の影響が強く、黒川には能楽、黒森には歌舞伎が残っている。

住所 山形県庄内地方
名称 庄内平野