タイムスリップしたかのようなレトロな景色が広がる銀山温泉。過去に NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台となったことで一躍有名になった温泉地です。昭和初期に建てられた洋風木造旅館が立ち並ぶ温泉街では、夕暮れになるとガス灯に火がともり、ノスタルジックな日本情緒が漂います。昔ながらの独特な景観を味わうことができ、レトロな世界観が魅力の観光地です。

　深い雪に覆われる秘境でありながら、東京から山形新幹線で約3時間+直通バス40分という好アクセス。雪見の露天温泉を楽しめるのも、豪雪地帯にある銀山温泉の嬉しいところ。

　歩き回れる範囲内にカフェ・食べ歩きスポット・おみやげ屋も充実しており、散策が楽しい温泉街です。温泉街の入り口にある町中を流れる銀山川沿いに設けられた共同足湯は、無料で誰でも利用できるので、温泉街散策の休憩などに気軽に立ち寄ることができます。各旅館と同じ源泉がそのまま使われているので、温泉の効能も抜群。川の流れや景色を眺めながら一休みできるようベンチの高さや位置が工夫されているのも特徴です。

　ガス燈に照らされた町並みが情緒豊かで、新緑、紅葉、雪景色など、季節によっても様々な表情があります。年間を通して楽しめる観光スポットとして、全国的にも人気があり四季を通じて多くの人が訪れます。大正ロマンな雰囲気溢れる街角で、食べ歩きや足湯などを堪能してみてはいかがでしょうか。