素材へのこだわりと探究心から生まれた 酒田の江戸前寿司

寿し割烹 こい勢

酒田駅から歩いて5分ほどの距離にある寿司店、こい勢。大将の鈴木が東京で修行を積んだ後、この地に店を構えたのは1971年のこと。以来、「江戸前寿司と地魚の融合」をコンセプトに、丁寧な仕事で多くの寿司好きを魅了してきた。一見さんはもとより、常連さんも半分は県外の方という、全国に根強いファンがいる名店だ。

1番人気は、塩でいただくノドグロのあぶり。皮のそばのおいしい脂を味わうための「あぶり」の一手間が、ぐっと味を引き上げるのだという。シャリには酒田産の完全無農薬栽培のササニシキを使用。白酢と赤酢の2種類をネタに合わせて使い分けるというこだわりようだ。ふわふわの食感で、口いっぱいに海老の旨みが広がる「海老しんじょうシュウマイ風」は、創業以来の人気の一品料理。箸休めにいただきたい一皿だ。

「気候変動の影響からか、庄内浜であがる魚の種類が増えてきています。どうやって食べていただくのか考えながら、未知の魚を調理できるのは寿司職人冥利につきますね」。飽くなき探究心と実直な仕事で生み出される寿司を、心ゆくまでお楽しみあれ。

住所 山形県酒田市相生町1-3-25
名称 寿し割烹 こい勢
電話番号 0234-24-1741
営業時間 11:30〜14:00(L.O. 13:30)/17:00〜21:30(L.O. 21:00)
定休日 月曜日
駐車場 有 20台
クレジットカード 不可
席数 カウンター15席 座敷30席 個室 有
貸切可否 不可
禁煙/喫煙/分煙 分煙
予算目安 ランチ 3,000円 ディナー 7,000円
おすすめメニュー 季節の魚介類、海老しんじょのシュウマイ風