人々を救うために即身仏となった、二人の上人の厚い信仰心を想う。

海向寺

海向寺は今から1,200年前に真言宗の開祖弘法大師空海が開いたと伝えられ、古くから出羽三山の湯殿山信仰の拠点として人々の祈りを支えてきた。末世までの人々の苦しみを救い願い事をかなえるため、忠海上人、円明海上人が1,000日もの期間、五穀断ち、十穀断ち、修業を積み即身仏となった。
現在は即身堂に奉安されており、来世の浄土を表す湯殿山を正面に見据えている。
縁日(夜会式)は8月1日〜3日に開催され、この間は夜間にも即身仏を拝観することができる。
全国には即身仏が24体あり、9体が山形県内、庄内には6体の即身仏がある。そのうち2体が砂高山海向寺の即仏堂に祀られている。一寺に2体の即身仏が祀られているのは全国でも海向寺だけである。
(※写真は、取材時に特別に許可を得て撮影しております。)

住所 山形県酒田市日吉町2-7-12
名称 海向寺
営業時間 9:00〜17:00(11月〜3月は9:00〜16:00)
定休日 毎週火曜日、1月1日〜3日
料金 大 人 400円(300円) 小中生 200円(150円) ※( )内は20人以上の場合
駐車場 10台 大型車は日和山公園をご利用ください。
アクセス JR酒田駅から車で約6分 JR酒田駅から庄内交通バスで5分寿町下車、徒歩で5分 日本海東北自動車道 酒田ICから車で約17分
公式サイト <p><a href="https://kaikouji-sakata.jimdo.com/" target="_blank">https://kaikouji-sakata.jimdo.com/</a></p>