親子で学べるアクティビティ

親子で楽しめる博物館3選

博物館は過去の知識と現在の発見が交差する場所です。そんな新たな発見・体験をお子さんと楽しんでみませんか?今回は親子でまったりと学べる博物館をご紹介します!

🗿伝国の杜



1つ目は、『伝国の杜』。主に上杉家の歴史を伝える上杉神社に隣接する文化施設です。
米沢駅から市民バスで約15分。ゴールデンウイークに行われる米沢上杉まつりの会場である松が岬公園のなかに立地しています。

見どころは、なんといっても国宝 上杉本洛中洛外図屏風です!
これは天正2年(1574年)に織田信長から上杉謙信に贈呈され、その後米沢藩上杉家に伝わったとされる屏風です。常設展示ではレプリカが展示されており、定期的に本物を展示するイベントも行われます。現代の映像技術を駆使した解説と並行することで、没入して当時の様子を味わえます。また、体験型ワークショップや上杉鷹山公に関するシアターもあるので、お子さんも飽きることなく上杉家について楽しく学ぶことができます。

直近で開催されるイベントには、米沢出身の美術評論家である今泉篤男にフォーカスを当てた企画展があります。

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🗿よねざわ昆虫館

2つ目は、『よねざわ昆虫館』。米沢市三沢コミュニティセンター内にある、昆虫を中心に扱う施設です。
ここの見どころは圧倒的な昆虫の標本の数!! 約10万点にものぼるそうです。普段見かけることのできない昆虫を知る貴重な場になるのではないでしょうか。展示の他にも定期的にワークショップが開催されるのでそちらも楽しむことができます。冬季期間中は閉館してしまうので訪れるなら今の時期がおすすめです!

さらに今年は、開館20周年を記念した昆虫学者である丸山宗利氏の講演会や虫フェスイベントも夏に開催される予定です!

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🗿浜田広介記念館

3つ目は、『浜田広介記念館』。高畠駅から自動車で約五分走った先にある浜田広介氏について扱った施設です。
浜田広介氏は、『泣いた赤鬼』や『竜の目の涙』といった代表作を執筆した童話作家です。作品を読んだことがある方も多いのではないでしょうか。広介氏に関する資料はもちろん、作品に関する体験するスペースもあり親子で楽しむことができます。また、同記念館敷地には広介氏の生家(復元)もあり当時の生活の様子を知ることもできます。

今年は生誕130周年・没後50年を記念したイベントもあります!現在は、ひろすけ童話感想文・感想画や全国コンクール特別入賞作品展示がされています。

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気になった博物館は見つかりましたか? 訪れる時期によって少しずつ変化する展示や企画も魅力の一つです。まずはお近くの施設に訪れてみてはいかがでしょうか。

記事_井上美羽奈