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フロンティアスピリッツ(開拓者気質)で金属の可能性に積極的に取り組む

株式会社斎藤板金工業所 / 精密板金部品製造要員

インタビュー記事

更新日 : 2024年12月04日

建築板金加工から精密板金加工や医療用機器部品製造まで、時代のニーズに応える株式会社斎藤板金工業所。

株式会社斎藤板金工業所 事業概要

1937年(昭和12年)12月創業。株式会社斎藤板金工業所は、精密板金加工を主軸に、医療用機器部品の製造を手がける企業です。創業時はトタン屋として始まり、時代とともに事業内容を変化させてきました。
現在は、血液検査装置の部品など、高度な精密加工技術を要する製品を主に製造しています。
そんな弊社は「金属のフロンティア」を企業理念とし、フロンティアスピリッツ(開拓者気質)で金属の可能性に積極的に取り組んでいます。

 

事業概要

弊社は建築板金を主力事業としながら、徐々に精密板金加工へとシフトしていきました。
30年前は建築板金がメインでしたが、現在では精密板金が大半を占めており、特に医療用機器部品の製造は高い技術力が要求される分野であり、特に高度な板金加工(特に曲げ)技術が弊社の強みです。
農業機械の製造部品製作から始まった精密加工事業は、冬場の仕事を補う目的で始められ、その後技術力の向上とともに、医療用機器部品など、より高度な精密加工へと事業を拡大していきました。

 

 

働きやすい職場環境づくり

「社員には楽しく働いてほしい。」これが我々が思っている職場環境作りのベースです。ものづくりの喜びを感じ、知的好奇心を持って仕事に取り組める環境づくりに努めています。そのために定期的に社員に個別面談をして、現場の課題を吸い上げながら、日々改善に取り組んでいますが、そもそも意見が言いやすい雰囲気が弊社の特徴だと感じています。

その一環として、誕生日休暇や多目的休暇の導入など、社員のワークライフバランスを重視しています。また、懇親会の企画やプロジェクトチームの結成など、社員間のコミュニケーションを促進する取り組みも行っています。

また、顧客やエンドユーザーの笑顔を想像し、製品責任を持って作り出荷することに誇りを持つことで私たちの掲げる『お客様ファースト』を実現できると考えていますし、そのためには我々の作った製品がどう使われるのかを理解するために、組み立て工程をやっている工場などへの研修も定期的に実施しています。

 

今後の目指す未来

医療用機器部品の製造は季節変動が少なく、安定した需要があります。これらは全て海外向けの製品で、コロナ禍で一時的に影響を受けたものの、現在は受注が回復し、売上の大部分を占めています。今後も拡大を目指し、不採算部門を整理しながら、全体の売上を伸ばしていく方針です。
また、今年10月29日には新しい製造工場の引き渡しが予定されており、来年1月には稼働を開始する予定です。
今後は、部品製作だけでなく、組立、塗装まで手がけることで、他社との差別化を図りたいと考えており、そのために、M&Aやパートナー企業の発掘を積極的に進め、地域企業を巻き込みながら事業を発展させていくことも視野に入れています。
弊社とともに、ものづくりを楽しみながら顧客の要求に答えつつ自分たちの生活の向上をはかる。そんな方からの応募をお待ちしております。