ワーク・ライフ・バランスの充実
「営業部」では創業当初の米事業にも力を入れており、中でも生産者を限定した糧配独自のブランド米「黄金の雫こしひかり」の販売も行っている。そんな「営業部」で働く荒新純一さんは、5年前に資材メーカーの営業職から転職。現在「営業課」にて飲食店・スーパーなどへ食材を届けている。前職では残業と出張が多く、家族と一緒に過ごすことができないことが悩みだったが、現在はほぼ定時退社が可能で、帰宅後子供の宿題を見てあげたりと、家族団らんの時間が取れるようになったという。中途入社の決め手は、前職での取引先であった「糧配」の会社の印象の良さだった。魅力と感じた会社の雰囲気は、今も変わることはない。仕事内容は前職と同じなのでスムーズにできたという荒新さん。ただ、取り扱う商品が違うので、OJT制度で上司に教えてもらいながらお客様と商品を覚えていったそうだ。「三ツ星お米マイスター」の資格も取得し、サービス向上に邁進している。
商品の魅力を伝え、サービスをより良く届ける
「扱う商品としては食料品になるのですが、他社でも取り扱いがあるものをどう販売していくかが課題です。お客様のことをより良く知り、どうやって魅力を伝え購入につなげられるようになるかなどのスキルが身につきました。お客様は十人十色ですが、広島県の県民性か、よそよそしさがなく温かみ溢れる方が多いです。商品もですが、私のことも知っていただき、自分だからこそ購入したいと思ってもらえるような営業マンになりたいです。フットワークを軽くして、スピーディーにお客様にサービスが行き届くように心がけています。今では、新入社員の指導を任されるようになり、時に仕事のことで厳しいことを言うこともありますが、堅苦しくならないように、言葉に気を付け優しく接するようにしています。今後、マネージメント能力をさらに磨き、管理職として、後輩の育成にあたれたらと考えています。」
「10年後も必要とされる」会社を目指して
「食」をメインに展開をしている糧配の強みは、生きていくうえで欠かすことのできない物・サービスを提供しているということだ。もちろん「食」だけではない、時代の流れとともに新たなサービスを開発してきたが、今後も時代の先を見据えて新たにお客様の必要とされているものを考え応えていくことで、10年後も必要とされる会社を目指している。
そんな様々なサービスを展開している糧配では、事業部がたくさんあり自分に合った業種で仕事ができるのも魅力のひとつだ。お米マイスター、管理栄養士免許、調理師免許、惣菜管理士、高圧ガス第二種販売主任者、液化石油ガス設備士など、事業によって必要な資格も違ってくるので、会社では資格支援制度を用いて支援している。受験費用を会社が負担し、難易度の高い資格取得者にはお祝い金が送られる。
人材育成にも力を入れており、新卒の方には「新人研修」、等級制に合わせた「キャリアアップ研修」など社員研修を定期的に行うことで、社会人の基礎~管理職の立場での仕事の考え方や進め方など、人に合わせた学びを行っている。
地域活性化のために
「2023-24 WEリーグカップ」では、チーム発足以来初の優勝を果たした「サンフレッチェ広島レジーナ」と、熊野町をホームタウンとする、日本女子サッカーリーグに所属する女子サッカークラブ「ディアヴォロッソ広島」のパートナー企業になっている糧配。それぞれ糧配presents「黄金の雫」賞では、ホームゲームで活躍した選手を森﨑和幸CRMと岩田純児監督が選出し、選出された選手に広島県産こしひかり「黄金の雫」5 kgが贈られる。
また、「ディアヴォロッソ広島」では選手を雇用している。
その他にも、柔道の大会や呉練誠会の剣道大会、呉海上花火大会への協賛、商工会議所主催のイベントへの協賛など、幅広い活動を通して地域に貢献している。
WEリーグカップ優勝 サンフレッチェ広島レジーナ 黄金の雫 贈呈 令和5年11月21日