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港のプロフェッショナル~ダイナミックな仕事をチーム一丸となって~

山陽海運株式会社 / 総合職

インタビュー記事

更新日 : 2023年07月03日

山陽海運株式会社は、呉に本社を構え、広島・福山・尾道松永・竹原に支店・営業所を設け、広島県内すべての貿易港で港湾物流事業を展開している。港での貨物積降し作業といった港湾荷役作業を中心に船舶代理店、通関・乙仲事業、保管作業など、港湾物流に関わる様々なサービスを、一貫して自社で行っている。今回、代表取締役の小林久晃社長と、営業部の太刀掛亮次長のお二人に話を伺った。 

 

 

山陽海運株式会社 事業概要

設立は1965年4月。1947年、前身の瀬戸内海運㈱呉支店が戦後復興のためにと不発弾の処理を行ったところからはじまり、その後日本経済の成長とともに大型貨物・重量物・機械設備などを扱うようになり、拡大していった。

港での貨物積卸しに関する荷役プラン作成・荷役作業の指揮監督といった港湾運送作業、外国船舶の入出港手続きの代行等を行う船舶代理店のほか、輸出入に必要な通関手続きや倉庫保管、トラックでの配送作業など、港を介した国内外へのつなぎ役として重要な役割を担っている。

「安全かつスピーディーな港湾物流サービスの提供」をモットーに、培ってきた長年の経験やノウハウを活かし、全国各地のお客様からの多種多様な貨物について「お客様のニーズにあったベストな物流サービス」を提案し社員一体となって仕事を行っている。

 

チャレンジでき環境がある

呉本社で他業種から中途採用で入社し約20年、現在は港湾物流業務を行う太刀掛亮さん。

その仕事の魅力について尋ねてみた。

「お客様との打ち合わせから始まり、貨物積卸し作業の計画立案、現場監督、見積から請求書作成に至るまで、一連の仕事に対し責任を持って担当し、やり遂げることにやりがいを感じています。大変な仕事ではあるけれど、社員同士のコミュニケーションをとり連携を深めながら仕事に取り組んでいます。ひとつひとつの仕事に終わりがあるので達成感もありますね。営業活動による顧客対応スキル、様々な状況下で仕事をするので現場対応力がアップします。様々な貨物を扱い、その貨物に合った物流プランの提案をすることで多くの経験を積むことができます。また、外国貨物を取り扱うスペシャリストとして『通関士』資格取得にチャレンジできます。『通関士』だけでなく、業務に必要な資格取得にかかる費用を会社が全額負担してくれますし、先輩からもアドバイスをもらえるので頑張れます。私も入社してから資格を多数取得しました(通関士資格、火薬類取扱保安責任者、運行管理者資格の各種資格など)。社員の多くが他業種からの転職者で、未経験の状態で入社し長年活躍しています。社員同士が互いに意見を交わし、活発にコミュニケーションをとりながら、熱意をもって仕事に取り組んでいます。地元出身者も多く、地元愛溢れる広島らしい会社です。」

 

 

山陽海運株式会社の強み

山陽海運株式会社の強みは3つ。

1つ目は、広島県内すべての貿易港に拠点を構え、長年培ってきた豊富な経験とノウハウで、多種多様な貨物を取扱うことができること。広島県内のお客様だけでなく、全国各地のお客様から様々な仕事の依頼をいただいている。

2つ目は、経験豊富な通関士を各事業所に配置することにより、専門的で複雑な通関業務をはじめ、貨物の保管・輸配送など国際貨物の取り扱いには自信があること。

3つ目は、社員同士のコミュニケーションが活発であること。各事業所間で情報共有し密に連携を取り合って、仕事をスピーディーかつ確実に仕事を行うことができる。アットホームな雰囲気で意見を発信しやすい、オープンな職場でもある。

 

 

地域活性化のために

山陽海運株式会社では、2014年から小学生をサッカー観戦に招待している。その他、防災を学ぶイベントなど、地域活性化のための各種イベント・行事にも協賛している。

 

誇りをもって楽しんで

代表取締役の小林久晃社長は、「誰もが知っている仕事とはいきませんが、私たちのような物流会社がなければ物は動かない。日本と海外・物と物・人と人…をつなぐ潤滑油であり、人々の生活を陰ながら支える、誇りのある仕事です。常々社員に言っているのが、人生の三分の二は会社で過ごす時間になるので、せっかくならやりがいをもって、楽しんで仕事に取り組んで欲しい。そして今後は、若い方々の採用に力を入れ、会社に新しい風を吹かせていく。会社全体で人材育成に力を入れることで、さらなる企業の発展を目指している。好奇心があり、素直で協力し合える、そんな方々と一緒に、一段と会社を成長させていきたい。」