お客様へ食を通して健康を届けたいという思いを大切にして
マイコックでは、小さいお子様がいらっしゃる方から60代まで幅広い男女スタッフが働いている。休日も事前申し出で、計画的に休むことができ、女性ならではの細かい心遣いや感性がお客様に喜ばれている。豊嶋さんは2012年にパートとして入社。当初は、配達をメインとしており、各エリアのお客様へ、お弁当の配達を行ってきた。「風通しの良い会社です。応援してくれる人もたくさんいて、お客様とのコミュニケーションをとれるのもやりがいのひとつです。3年前に、パートから正社員となり、もっと新しいことへ挑戦したいと思うようになりました」。
一粒のお米から愛を込めて広島の美味しいをつなぐキッチンカースタート
お客様との些細な日常会話のなかで新たなものを発見しており、そのひとつに「キッチンカー」による新事業の展開だった。「広島の農家さんと繋がり、美味しい食材と消費者を繋ぐ米米キッチンカー。マイコックで大切にしている〝おいしいお米を食べてもらいたい〟という想いを軸にして、広島県産特別栽培米(減化学肥料)を届けるためにカレーや丼ぶりメニューを提供するようになりました。スタートしたばかりですが、イベントごとには出動しています。そこで、提供するメニューの開発にも関わっています」。
お米がテーマの商品開発
キッチンカーの名前も米米と名付けるほど、マイコックでは「お米」にとてもこだわっている。現在キッチンカーで提供しているメニューは、もち麦と黒米ご飯をこんがり醤油で焼いて牛肉、チーズ、トマト、卵、レタスを挟んだ「ライスバーガー」や、もち麦と黒米ご飯と焼き野菜の「うま辛カレー」、豚ばら肉を煮込んで黒米ともち麦ご飯の上に乗せた「ルーローハン」、マイコック一番人気の「一晩漬け込み鶏の唐揚げ」、米油で焼いたにしき堂の「焼きもみじ」である。「キッチンカーから、もっとたくさんの人に美味しい食を伝えていけたらと思っています。SNSでの発信をしながら、コツコツやっていきます」。
主体的な考え方で、生み出す力のある人材
2016年に三代目社長に就任した松井勇也さん。変化が激しい時代を生き抜くためには、生み出す力がキーとなると話す。「主体的な考え方をもてる人こそ、これからの時代を生き抜けると思っています。今あるものを10から20にする人もいますが、0から1を生み出せる人は新しい発想の展開があり、弊社のスパイスにもなります。そんな意欲的な人に仲間になってもらえると嬉しいです」。