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食を通じてお客様へ、安心・安全・健康とご満足をお届け

株式会社マイコック / 配送スタッフ

インタビュー記事

更新日 : 2023年05月30日

1978年に呉市吉浦で鮮魚店として始まった株式会社マイコック。現在は、企業向けの弁当や、広島市・坂町・海田町の高齢者配食サービス委託業務、一般仕出し(会議用・幕の内弁当)、健康弁当宅配(糖尿食・腎臓食・透析食など)、高齢者施設食事提供(デイサービス・サービス付き)、新事業キッチンカーでのマルシェ出店などを展開している。ここで企画担当として働いている豊嶋美枝さんに話を伺った。

株式会社マイコック 事業概要

現在、瀬野川(広島市安芸区中野1-8-3)、呉営業所(呉市広多賀谷1-8-12)、ひまわり(高齢者配食部門・広島市安芸区中野1-8-3)の営業所を構える株式会社マイコック。はじまりは、創業者 松井修が1978年呉市吉浦で鮮魚店としてスタート。1986年に別法人として、当時の横川営業所を株式会社マイコック広島を設立し、東広島営業所、呉営業所と各エリアにおいて店舗展開し始めた。その後、1998年に高齢者・生活習慣病食専門の配食センター「ライフサポートひまわり」を開設し、2000年〜2003年は坂町や海田町、呉、瀬野川、広島市など配食サービスのエリアを拡大していった。2003年から、特別栽培米(減農薬、減化学肥料)として、山形県庄内産の「ひとめぼれ」を使用開始し、2005年より広島近隣の生産者の方々と提携し、広島県産のお米も提供し始め、従来から目指していた地産地消を実践。2006年からは、特別栽培米の認定を受け広島県認証 広島県産 特別栽培米「コシヒカリ」を主とし、2017年から島根県 特別栽培米「つや姫」、2019年から広島県産 特別栽培米「あきさかり」も届けている。今後もより美味しく安心できるように努力し続けている。さらに、県内各所の農業従事者と直接契約を行い減農薬の特別農産物を皆様にお届けできるように取り組んでいる。

お客様へ食を通して健康を届けたいという思いを大切にして

マイコックでは、小さいお子様がいらっしゃる方から60代まで幅広い男女スタッフが働いている。休日も事前申し出で、計画的に休むことができ、女性ならではの細かい心遣いや感性がお客様に喜ばれている。豊嶋さんは2012年にパートとして入社。当初は、配達をメインとしており、各エリアのお客様へ、お弁当の配達を行ってきた。「風通しの良い会社です。応援してくれる人もたくさんいて、お客様とのコミュニケーションをとれるのもやりがいのひとつです。3年前に、パートから正社員となり、もっと新しいことへ挑戦したいと思うようになりました」。

 

 

一粒のお米から愛を込めて広島の美味しいをつなぐキッチンカースタート

お客様との些細な日常会話のなかで新たなものを発見しており、そのひとつに「キッチンカー」による新事業の展開だった。「広島の農家さんと繋がり、美味しい食材と消費者を繋ぐ米米キッチンカー。マイコックで大切にしている〝おいしいお米を食べてもらいたい〟という想いを軸にして、広島県産特別栽培米(減化学肥料)を届けるためにカレーや丼ぶりメニューを提供するようになりました。スタートしたばかりですが、イベントごとには出動しています。そこで、提供するメニューの開発にも関わっています」。

 

お米がテーマの商品開発

キッチンカーの名前も米米と名付けるほど、マイコックでは「お米」にとてもこだわっている。現在キッチンカーで提供しているメニューは、もち麦と黒米ご飯をこんがり醤油で焼いて牛肉、チーズ、トマト、卵、レタスを挟んだ「ライスバーガー」や、もち麦と黒米ご飯と焼き野菜の「うま辛カレー」、豚ばら肉を煮込んで黒米ともち麦ご飯の上に乗せた「ルーローハン」、マイコック一番人気の「一晩漬け込み鶏の唐揚げ」、米油で焼いたにしき堂の「焼きもみじ」である。「キッチンカーから、もっとたくさんの人に美味しい食を伝えていけたらと思っています。SNSでの発信をしながら、コツコツやっていきます」。

 

主体的な考え方で、生み出す力のある人材

2016年に三代目社長に就任した松井勇也さん。変化が激しい時代を生き抜くためには、生み出す力がキーとなると話す。「主体的な考え方をもてる人こそ、これからの時代を生き抜けると思っています。今あるものを10から20にする人もいますが、0から1を生み出せる人は新しい発想の展開があり、弊社のスパイスにもなります。そんな意欲的な人に仲間になってもらえると嬉しいです」。