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最適な「人材と技術と真心」からなるサービスを提供。

ビルックス株式会社 / 広島県立県民の浜スタッフ(宿泊施設のレストラン)

インタビュー記事

更新日 : 2022年07月26日

最適な「人材と技術と真心」からなるサービスを提供。

ビルックス株式会社 事業概要

1696年(昭和44年)に旧呉ビル管理として誕生。建物総合管理業という、当時ではまだまだ馴染みのない業種だったが、時代とともに増え続ける公共施設、商業施設をはじめとする様々な建物を利用する人へ、安全で安心、快適な環境を提供できる会社を目指し、警備保安事業、マンション管理事業、宅地建物取引事業、建築工事事業と積極的に事業を展開していった。清掃や品質検査(インスペクション)、建築物環境衛生管理、設備メンテナンスといった「総合ビルメンテナンス」では、きめ細かなサービスを提供。宅地建物取引業、空き家管理、ファシリティマネジメントといった「総合不動産管理」。施設、駐車場、交通誘導、防犯カメラ設計施工、貴重品運搬、そのほか監視業務といった「警備」。受付案内・電話交換、給食サービスの「人材サービス」の提供。意匠やデザイン、さまざまな性能を備え、ビルメンテナンス会社だからこそできる「総合建設業」のご提案。大和ミュージアム、入船山記念館、うずしお会館、コテージ梶ヶ浜などの公共施設の管理運営、イベントや式典の企画、運営、会場設営まで、各種催し物の舞台裏を取り仕切っている。ビルックスはすべてのお客様から信頼されるユーティリティープレーヤーを目指し、最適な「人材と技術と真心」からなるサービスを提供している。

「総合ビルメンテナンス」、「総合不動産管理」、「警備」、「人材サービス」、「総合建設業」、「公共施設等管理運営」、「イベント運営」の7つの事業から成り立つビルックス株式会社。ここで、ビルメンテナンス、セキュリティ部門で活躍する社員さんをはじめ、Iターン就職をした社員さんにお話しを伺った。

 

これまでの建設ノウハウを活かして、先を予測した動きを

長年建設業に携わってきており、2019年にビルックスへ転職してきたBM事業部 管理係長の増本 誠さんは「バブル時代を境に維持していくことを優先して、新しい挑戦が生まれないという現実に滞りを受け、新たなステップアップとして、ビルックスに転職しました。現在は、ビルメンテナンスを主に、広島空港の機内清掃の管理や、コテージ梶ヶ浜の指定管理などを請け負っています。広島空港は、365日休むことなく、朝から夜まで運行しているため、途切れることなく、作業を行うことが肝となってきます。そのため、1機あたりの作業時間が限られながら、10人体制のチーム力でやっています。2020年からのコロナ禍で、世の中は一変し、清掃を行う立場として、どう対応していくかをさらに注力していくようになりました。利用されるお客様のために、先を予測した動きをしながら、寄り添っていくことを意識するようになりました」。建物のメンテナンス面においても、長年のノウハウから、素早い対応ができており、なかでも、コロナ禍で需要が高まりつつある、コテージ梶ヶ浜に関しても、建物のメンテナンスを怠ることなく、お客様へ最善の形で提供できているのも、増本さんのスキルが活かされているという。

 

仕事をする上で基盤としているは何より「コミュニケーション」

「どんなことよりもコミュニケーションの重要性は、前職のときから変わっていない部分です。1日1日の積み重ねが大切であり、お客様をふくめ、一緒に働く人との横の繋がりを大切にしています。管理を請け負っている立場としても、スタッフやお客様のコトバを聞くことで、様々なものを循環させているのでないかと考えています。対人だからこそ、コトバのキャッチボールが必要なんだと思います。だからこそ、感受性高くして、様々なことに順応できる自分でいたいと思っています」と増本さん。

 

地域おこし協力隊からそのまま移住して

2015年にとびしま海道の下蒲刈島地域おこし協力隊として移住してきた高島俊思さんは愛知県出身。「任期終了後も、そのまま移住をして、ご縁をいただきビルックスへ入社しました。なにより、協力隊だった頃と同じように継続して、島おこしとしての取り組みができているということは僕にとってもとても大きなことです。さらに協力隊だったときは、資金がなくやれることも限られていましたが、会社として運営できるため、自分がやりたいことを実現できているということに、とても感謝しています。ひとつは、コテージ梶ヶ浜でのレンタサイクル事業です。9台からスタートしたものが、今では45台完備しており、今とても需要が高まっています。さらに、呉市の施策として2021年11月からスタートしたコワーキングスペース梶ヶ浜は、地域との関わりのきっかけとなれるような場所なってもらえたらと思っています。とびしま海道のために、まだまだこれからやっていきたいことがたくさんあります。会社とともに、自分の想いも形にできていけたらと思います」。

自然豊かな瀬戸内海とともに温もりを感じる暮らし

Iターンをしたことで、生活に温もりを感じるようになったという高島さん。「移住当初は、夫婦二人、今では、子ども3人の5人家族になりました。自宅の目の前が、すぐ海ということもあり、子どもたちとよく磯遊びをすることが多く、間近で自然に触れれるこの暮らしはとても尊いものだと感じています。仕事場もとにかく近くて、海を見ながら、仕事がででき、人間らしい暮らしができているのはとても最高ですね。これからIターンを希望される方がいれば、しっかりとサポートができる環境にあるので、とびしま海道はぴったりな場所。少し煩わしいところもありますが、それ以上に得られるものがあるので、そういう暮らしをしたい人はぜひ、一度来てもらえたらと思います」。

 

安心安全快適をかたちに

セキュリティ事業部管理係長を務める本村崇史さんは、柔道整復師として、病院に勤めた後、整骨院を経て、ご縁あってのビルックスへ転職。施設警備、交通誘導、防犯といった警備員の配置を行っている。「交通誘導を重きに、工事現場への配置管理を行っています。モノを売る仕事ではないため、人と人、会社と会社とのコミュニケーションを大切にしながら、適材適所を考えながら、警備員さんの配置を行っています。警備は非常に危険であり厳しいといったイメージがあるので、そういったイメージも払拭できるよう、現状を変えていけたらと思います。ビルックスのキャッチフレーズである〝安心安全快適をかたちに〟は、警備員さんがいるからこそ成り立っています。私自身も、警備員として働いてくれる人たちには感謝しかないです」。