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株式会社プレステージ・インターナショナル 山形BPOパーク / インフラエンジニア(管理者候補)【正社員】

インタビュー記事

更新日 : 2024年12月18日

緑の中に白く浮かぶオフィス。何の建物だろうかと足を止め、見とれてしまう。オフィスの中もそれは続く。ゆったりと広がりのある空間に、ワクワクと落ち着きが同居したようなカラーリング。その空間を利用した打ち合わせスペースやスタンディングカフェなどがあり、生き生きした顔の社員たちが行き来している。 ここはBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を展開する、株式会社プレステージ・インターナショナルの主要拠点のひとつである山形BPOガーデン。オフィスそのものの居心地のよさに加え、託児所やカフェテリアを併設するなど、労働環境は抜群。ともにその山形BPOガーデンで働き、2017年に結婚した佐藤将吾、佐藤いずみ夫婦にお話を伺った。

株式会社プレステージ・インターナショナル 山形BPOパーク 事業概要

株式会社プレステージ・インターナショナルの主要拠点のひとつとして2013年に開設。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を提供するコンタクトセンターとして、ロードアシスト事業、プロパティアシスト事業、インシュアランスBPO事業などの業務を展開し、500席のオペレーションブースを備え、365日24時間体制でエンド・ユーザーのお困りごとを解決している。エンド・ユーザーからの連絡を受けるだけのコンタクトセンターではなく、プレステージ・インターナショナルグループでは現場応急処置に向かう専門の部隊を保有しており、迅速かつ丁寧なサービスをワンストップでダイレクトに提供している。これは民間の会社ではほかに例を見ないシステムだ。 現在酒田にあるオフィスに加え、2018年10月に鶴岡にもオフィスをオープンし、酒田にも第2BPOを増設予定。また、女子スポーツチームである「Aranmare(アランマーレ)」の運営をはじめとし、夏祭りの開催などを通じてより地域に根付く形で共生していくため、山形BPOガーデンも現地法人化を目指している。

山形BPOガーデンは株式会社プレステージ・インターナショナルのコンタクトセンター拠点として2013年に開設された。
トラブルサポートアシスタンスを軸にロードアシストやホームアシスト、海外アシストなどのBPO業務を担当している。

佐藤将吾:現在私は、自社のシステムやアプリ開発企画をメインにIT関連の業務を行っています。ひとつの例としては、コンタクトセンターやトラブル現場への駆けつけサービスのなかで作る業務報告書や、クライアントへの報告書をより正確で簡単に作れるようアプリ化しました。今後は開発システムの外販や当社のツールを使ってクライアントと新しいサービスを作るといったことを展開していく予定です。

佐藤いずみ:私はロードアシスト事業部が電話をとった案件に関わる費用精算業務をしています。提携出動会社への支払処理や、クライアントへの保険請求処理などをしています。何十社ものクライアントになりかわり支払いや請求をするという業務のため、ロードサービスと保険の知識が必要となります。

-山形BPOガーデンは2013年に開設されましたが、おふたりが入社したのはいつでしょうか。

佐藤将吾:私はオープニングスタッフとして、山形BPOガーデンが建つ前から入社していて、半年間秋田県にある当社別拠点で研修をしていました。そしてオープンとともに山形に戻ってきました。当時はパークアシスト事業部で、コインパーキングのオペレーション業務をやっており、それを秋田から引き継ぎ山形で立ち上げました。その後営業に異動し、現在のIT業務につきました。

-様々な経験をされているんですね。

佐藤将吾:意外とつながる部分があるんですよ。パークアシスト事業で営業をしていた頃、NTTドコモと当社で新しいサービスを開発しようと共同プロジェクトが立ち上がり、スマートパーキングというセンサー型の駐車場の開発を一緒にさせてもらいました。そのころからITを利用したシステムに興味を持ち始め、現在の部署に異動したいと声をあげたんです。

-そういった声は反映されるんですか。

佐藤将吾:そうですね。さらに定期的に社内公募もあります。私のときはIT職でしたが、ほかには海外拠点のスタートアップメンバーの募集などもあるので手を挙げれば声を聞いてくれます。だから自分にとってよりやりがいのある仕事や職種にチャレンジできる環境だと思います。

-いずみさんはどういった経緯で入社を?

佐藤いずみ:私は2014年に入社しました。高校を卒業してから調理師の専門学校に通い、東京の飲食店に就職しましたが、やはり地元がいいなと東京の生活はそれほど続かず戻ってきました。就職したのが都会で、周りに友達もおらず、休みの日も何もせずに過ごしていたんです。地元に帰り友達と遊んだ際、行動範囲も広く、地元に帰りたいなと思いました。そして酒田で飲食店の仕事を続けていたのですが、夜遅くなることも多く体力が持たなくなってきた時に、プレステージ・インターナショナルの事を知り現在の部署立ち上げの募集があったので応募しました。また、プレステージ・インターナショナルは女性が働きやすいという話も聞いていて、これまで仕事があまり長続きしませんでしたが、その評判通りすごく働く環境が整っていたため、未だに続いています。

女性が働きやすい環境というように、山形BPOガーデンの社員の8割近くは女性だという。産休・育休への理解はもちろんのこと、山形BPOガーデンには託児所も併設され子育て世代でも安心して働くことができる。それにより出産、子育てなどを経ての復帰はほぼ100%だという。また“働く環境への配慮”は女性に対してのものだけではない。仕事としても人生としてもさまざまなステージがあるように、ワークライフバランスも変わるはずだ。プレステージ・インターナショナルではそのステージそれぞれにできる限り対応し、多種多様な働き方ができる環境を提供している。例えばITのようなスペシャリストとして働いたり、将来的には経営者を目指しマネジメント業務を主にするなどといったポストも用意されている。働く社員のライフプランにあった環境に配慮した職場なのだ。

-女性が働きやすいということでしたが、実際にそう感じるのはどのような部分ですか?

佐藤いずみ:オフィスがきれいというのも個人的にはそのひとつだと思っています。また、カフェテリアもあるため、お弁当を作れないときに低価格でおいしいものが食べられるのも嬉しいです。仕事上でも私の部署は女性の上司のため、結婚のこともそうでしたし、産休・育休を含めたこれからのこと、さらにその先のステージのことまで、女性同士なので話しやすいなと感じることが多いです。

 

 

佐藤将吾:同じ会社のなかで結婚して仕事がやりづらくなる、なんていう話を聞きますが、私たちはそんなことはないですね。基本的に部署も複数、職種もいろいろあるので、同じ部署でやりづらいというところがあれば、それをきちんと伝えて、別の部署で働くという選択もできますし。そういう配慮は行き届いていると思います。

佐藤いずみ:福利厚生のひとつとして、結婚した時にも結婚特別休暇をいただきました。そのとき将吾さんは東京にいたので、その休みを使って会いに行けました。会社もそういったことを理解してくれているんだと感じました。

佐藤将吾:環境ということでは、チャレンジが許されるというのも魅力のひとつで、私もこれからまた新しいことにチャレンジしたいと思っています。アプリ、システムの外販という話も進んでいますし、当社のツールを使ってクライアントと新しいサービスを作るというプロジェクトも立ち上がっています。当社はBPO事業を通して培ってきたノウハウがあり、いわば“業務プロセス”のプロ。だからシステムやアプリを使ってプロセスごとに見直していくという、ITコンサルのような仕事もしていきたいと考えています。