50年以上にわたり、ものづくりのプロフェッショナルとして歩んできたイースタン技研。
1970年の創業以来、放電加工技術、プレス金型設計製造、メカトロ機械設計製作など、多岐にわたる技術で顧客の期待に応えてきました。地域社会と共に歩み、自動車や家電、紙工・印刷業界への貢献を続けています。

しかし、単なる製造企業にはとどまりません。技術提案から製造、販売まで一体となり、新しい価値を生み出し続けています。
その源となる技術、そして地域、環境、従業員に対する思いについて伺いました。

イースタン技研の強み

イースタン技研の強みは「工販一体」と「複合技術」です。
放電加工技術、プレス金型設計製造、メカトロ機械設計製作、樹脂切削加工、産業用フィルター製造、電気接点製造等、保有する様々な分野の技術を集結・融合させた独自の「複合技術」。
そして営業担当がお客様のニーズを技術提案営業で引き出し、工業技術部門と販売部門が「工販一体」の体制で新たな付加価値を生み出し高めることで、ものづくり企業の皆様のニーズにお応えするよう、技術、サービスの提供をおこなっています。

山形事業所の「これまで」

山形事業所は1993年山形県遊佐町に竣工し、30年に渡り東北地方の中心拠点として、地域の発展と共に成長を遂げてきました。
本社は神奈川県にありますが、現在では全従業員130名の約30％が地元採用者です。特に製造スタッフにおいては、庄内の方が多く在籍し、弊社の製造部門の中核を担っています。
山形事業所では現在主に自動車、家電、紙工・印刷業界のクライアント様向けのプレス金型の設計・製作・メンテナンス事業をおこなっています。
製造するプレス金型の中には、菓子やアイスクリーム、飲料水のパッケージなどに使われる紙カップの容器側面の型や食品用ラップカートン（箱）のギザギザの鋸刃の刃型などがあります。直接当社の製品として消費者には渡りませんが、自分たちが作ったものが間接的でも世に出るのは嬉しいことですし、仕事のやりがいにもなります。
また、電気接点部品という指先に乗るほどの小さな金属部品も製造しています。こちらは自動車関係の部品やカメラ、モバイル機器、医療機器などに使用されるもので、例えば自動車のクラクションを押したときに電気が通電してクラクションがなりますが、このように電気を流す、切る、または多く流す、少なく流すなど通電を制御する部品の一部として使用されます。

地域・環境そして従業員への願い

当社ではISO認証に基づき、品質、環境、労働安全衛生に力をいれております。
生産される製品の確かな品質は当社とお客様とのお約束事で当然守らなければなりませんが、それを生み出すための環境にも十分に配慮が必要と考えています。使用する電力、燃料を無駄なく、排出されるCO2をより少なく、排水もきれいなものへ。
また、働く誰もが安全に、健康的に働ける事も同様に大切なことと考え、従業員による安全パトロール、関係法令チェックを定期的に行い、作業環境を整備する活動もおこなっています。
会社だけが発展するのではなく、従業員とその家族の皆さん、近隣にお住いの方々など会社を取り巻く全ての方のより良い生活のために貢献したいと願っています。

ともに未来を創るために

社是に示されるように、当社は社員を共同体であるととらえています。共に働く仲間として、お互いに信頼し合い、成長し合うことが理想の姿です。
「熱い情熱を秘め、忍耐強くコツコツ努力をする働き者」そんな山形県の県民性は、当社がものづくりに求める人材そのものだと感じています。
実際に、当事業所の職員は、職務に真剣に取り組む姿勢、的確に作業を進める能力、 自らの役割を全うする責任感、どれをとっても申し分ない素養を持たれた方ばかりです。

お客様の期待に応え、社員同士が信頼に基づき連携する環境での成長を望む方。
そして、チームの一員としての意欲、素直なコミュニケーション力、誠実な姿勢を大切にし、主体的に仕事に取り組む方。そんな方と一緒に働きたい。
あなたの創意工夫が当社の希望になり、庄内とともに発展していくことを期待しています。