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ラジオを通して様々なことを発信できる仕事です!

株式会社エフエム山形 / 放送制作職

インタビュー記事

更新日 : 2024年01月15日

「株式会社エフエム山形」は、誰しもが一度は耳にした事があるであろうFM(超短波)ラジオ放送局で、Rhythm Stationの愛称でリスナーから親しまれています。

今回、どのような事業を行っているのか、どのような人材に来て欲しいかなどについて佐藤社長に伺いました!


 

株式会社エフエム山形 事業概要

1989年4月に山形全県を対象地域にFMラジオ放送を開始、来年4月で開局35年を迎える。

当初の愛称は「boy-FM」でしたが、2011年に音楽を感動創造の中心に据えた新たな局の理念を制定したことに合わせて愛称を「Rhythm Station」に改めた。

そのため番組では音楽へのこだわりを大切にしていますが、同時に地域に密着したラジオメディアとして県内各地の魅力を広く取り上げ、そこに暮らす人々と地域を応援し元気づける情報発信を心掛けている。


またラジオ放送だけでなく、音楽、グルメ、スポーツ、娯楽などリスナー&県民に楽しんでもらえるさまざまなイベントの企画実施をはじめ、企業・スポンサーの商品&サービスの価値・魅力を多くの人に知ってもらうためのCMや集客PR企画などニーズに応える営業活動に取り組んでいる。

安孫子ーー佐藤社長!今日はよろしくお願いします!

佐藤社長ーーよろしくお願いします!

 

1.魅力がたくさん

 

安孫子ーー最初に事業の内容を教えてください

佐藤社長ーー音質の良いFM電波によるラジオ放送とこれを活用した番組提供やCMの販売、リスナーやスポンサーに喜んでもらえるイベントの企画と展開が事業の柱です。言い換えれば国民の財産でもあるラジオ電波を使って県民やリスナーに楽しい番組や役立つ情報を届け、企業やスポンサーには広告媒体として使っていただくこと。そしてその結果として地域の発展や経済の活性化に貢献することが仕事です。

安孫子ーーイベントも多いようですが、企画は社内で考案するのですか?

佐藤社長ーー営業や制作を中心に社内で企画立案することもあれば、音楽イベントなど

は運営会社や他のテレビ局と一緒に展開することもあります。また営業関連のイベントは広告代理店と一緒になって企画し実施する場合もあります。

安孫子ーーラジオの魅力はどんなところですか?

佐藤社長ーーリスナーとの距離が近いパーソナルなメディアであり、誰でも手軽に番組に参加できることでしょうか。公開録音や生放送も少ない機材で簡単にできます。また災害などの停電時でも電池があれば聴く事ができます。スマホで聴けるradikoの出現で若いリスナーも増えています。

安孫子ーー私も東日本大震災の停電時はラジオに救われました...

佐藤社長ーーそういう方が本当に多かったです。余談ですがラジオは脳を活性化し認知症予防にもつながるとの研究結果もあります。

安孫子ーー認知症ですか!?どういった関係があるのですか?

佐藤社長ーーラジオは音声情報だけで映像がないため耳から聴いて想像することで脳の前頭前野が活性化するそうです。前頭前野は認知症で委縮しやすい部分で、ラジオによる刺激によって認知症を予防できる可能性があるそうです。

 

2.少しリアルな話

 

安孫子ーー売り上げの比率と社員数を教えてください

佐藤社長ーー放送収入の8割強は番組提供とCM収入で、次いでイベント収入、番組制作収入と続きます。社員は役員を含め15人ですが、パーソナリティーは社外協力スタッフが大勢います。

安孫子ーー会社のターニングポイントについて教えてください

佐藤社長ーー会社というよりメディア環境と経営の視点で言えば、1990年代後半のインターネット出現とその後の驚異的な広告収入の伸びです。かつてマスメディア4媒体と呼ばれたラジオ・雑誌・新聞・テレビが2004年から2019年までにインターネットに次々抜かれました。

安孫子ーーこのことがきっかけで売り上げはどうなりましたか?

佐藤社長ーー4媒体の収入が減少し、ネットが大きく伸びています。去年の日本の広告費は約7兆円でしたが、インターネットの3兆円に対し4媒体は合わせて2兆2800億しかありません。この厳しい経営環境の中でメディアとしてどう生き残るのかが課題です。

 

3.いろんなことに興味関心を

 

安孫子ーー会社を経営する上で大切にしていることは何ですか? 

佐藤社長ーーメディアは必要とされる情報だけでなく新しい価値や感動を発信してリスナー&スポンサーに喜んでいただくことが役割ですが、その存在価値は最終的に県民生活の向上と地域の発展に貢献することだと考えています。

安孫子ーー社長が重要だと考える考え方や価値観はどんなことですか? 

佐藤社長ーーまずは世の中の様々な事象に興味関心を持ち、その意味なり本質は何かを自分なりに理解して日々の仕事に生かすことです。それが結果として誰かの役に立ったり、必要とされれば嬉しいことです。

安孫子ーー自分にも刺さる素晴らしいお言葉ありがとうございます。 

佐藤社長ーーそう思ってくださり良かったです。興味ないものに触れないでいると知らないままになります。「疑問を持つこと、想像すること、そして共感すること」も重要だと思います。

 

4.プロセスの振り返り

 

安孫子ーー社員に対してどういったことを日々意識させていますか? 

佐藤社長ーー若い社員には昨日より今日、今日より明日を充実させて欲しいと伝えています。昨日の自分よりも今日の自分は成長していると実感できる毎日を過ごして欲しいと思っています。その積み重ねが成長につながりますし、小さなことでも自分の自信にして欲しいです。中堅・ベテラン社員には自分の夢や目標に向かってチャレンジすること、そして後輩を引っ張るリーダーシップ発揮を期待しています。

安孫子ーー具体的にどうすれば成長できると思いますか? 

佐藤社長ーーまず仕事の意味を考え意欲を持って取り組むこと。そしてそのプロセスや結果を振り返り、そこで見えた課題や改善点を次に生かすことです。失敗や壁にぶつかることもいい経験になって成長の原動力になると思います。

 

5.ワクワク感を仕事に

 

安孫子ーーどんな人材に来て欲しいですか?

佐藤社長ーー地元を元気にしたいという熱い思いのある方、変化や失敗を恐れない前向きな人に来て欲しいです。あと素直な人も吸収力があって伸びしろが大きいと感じます。

安孫子ーー採用面での強みはありますか? 

佐藤社長ーー採用面というより仕事の内容です。番組やCM制作、イベントの企画提案は自分の思いやこだわり、アイデアを活かす事ができる面白さがあります。しかも終わりがありません。次は何をしようかといったワクワク感を持って仕事に取り組めます。ぜひ向上心のある方に来て頂きたいと思います。 

安孫子ーー貴重なお話、ありがとうございました!

 

6.社員の方々にもお話を聞いてみました!

 

今回の取材では、株式会社エフエム山形さんの魅力をより探るために、社員の渡辺さんと荒木さんにもお話をお聞きしました!

 

安孫子ーーこんにちは。渡辺さん、荒木さん今回はよろしくお願いします。まずはお二人の部署と業務内容を教えてください。 

荒木さんーー営業部でラジオスポットCMの販売やイベント運営などをしています。イベントでは出店者の取りまとめや書類作成、ラジオやHPでの広報、当日の運営も行います。CMに関してはCMコメントを作って発注したり、外周りではお客様のニーズを聞いたり、企画提案をしています。

渡辺さんーー放送制作部のアナウンサーとしてニュース・天気・交通情報を伝え、週1で夕方の音楽番組MCを担当しています。他にはタイムテーブル作成やホームページのお知らせ欄、radikoの情報更新、新聞広告の制作なども行っています。

安孫子ーーお二人はUIターンですか?

荒木さんーー私は県内出身なので違います。

渡辺さんーー私は岩手県盛岡市出身で神奈川県の大学に進学、卒業後に自動車メーカーのPR事業会社に入りました。そして神奈川県内のコミュニティーFMで1年間番組を担当し、2023年4月にエフエム山形へ入社しました。ですからJターンになります。

 

7.ラジオが好き

 

安孫子ーー渡辺さんはどうしてFM山形に入社したのですか?

渡辺さんーー以前から車関係のイベント等で話す仕事をしていて、もっと自分の言葉で伝えたいなと思いアナウンサーを目指しました。そして何よりラジオが好きだったので入社しました。

安孫子ーーラジオが好きになったきっかけはなんですか? 

渡辺さんーーリスナーとして聴いていて面白いと思ったのと、どちらかというと映像より音が好きだったからです。

安孫子ーー荒木さんはどんなきっかけで入社しましたか? 

荒木さんーー就職活動をしていた際に自分の好きなことや興味のあることを仕事にして地元山形を盛り上げることに携わりたいと考えていました。ラジオはヘビーリスナーで中学生の時から聴いていて好きだったので、他社の内定が決まっていましたがラジオCMを聞いて応募し、入社を決めました。

安孫子ーーお二人ともラジオが好きっていうのが良いですね!どんな番組を聴いていたのでしょうか?

荒木さんーー「あ、安部礼司」を聴いていました。

安孫子ーー「あ、安部礼司」めちゃくちゃ好きです!小学生の頃から今も聴いてます!

荒木さんーー本当ですか!面白いですよね!

安孫子ーー休日はどう過ごされていますか? 

荒木さんーー美術館に行ったり、気になったラーメン屋さんや温泉などにも積極的に足を運んでいます。いろんなものに興味関心を持って、行ったことのない場所を訪れるようにしています。

安孫子ーーすごい!社長が大事にしている考え方と一緒ですね!どこかで盗み聞きしてましたか?(笑) 

荒木さんーー本当ですか!?いやしてないです(笑)でも元々興味関心が少ないタイプだったので、きっかけを作ろうと行動して努力しています。

安孫子ーー素晴らしい!渡辺さんはどうですか?

渡辺さんーー趣味のロードバイクで遠くの道の駅に行ったり、温泉に行ったりしています。

安孫子ーーかっこいいですね!運動が好きなんですか? 

渡辺さんーーそうです!仕事終わりにはランニングもしてます。

 

8.ラジオに触れる人が増えて欲しい...

 

安孫子ーーこれからチャレンジしたいことはなんですか?

荒木さんーーラジオを聴いてくれる人を1人でも増やしたいです。その為に良い企画や面白い番組を考えていきたいと思います。

渡辺さんーー若い層のリスナーを増やしたいです。普段からどうやったら若い人が聴いてくれるかを考えながら仕事しています。ラジオに触れるきっかけを作っていきたいと思います。

安孫子ーーラジオの魅力ってどんなところですか? 

荒木さんーー雰囲気を楽しめるところです。仕事中や勉強中にながら聴きすることができるので内容が入ってこなくても、笑い声が聞こえてくるだけで気持ちが和んだりするところが魅力かなと思います。

渡辺さんーーリスナーとの繋がり、距離の近さです。実際私もお便りをもらうことが増え、どんどん私のことを知ってもらえているような気がします。先日の公開生放送ではリスナーさんが来て下さり、直接会ってお話しできてとても嬉しかったです。

安孫子ーー自分が大切にしている考えや価値観はどんなことですか? 

荒木さんーー素敵だなかっこいいなと思ったものは自分の中に取り込むということです。パッと良いなと思ったということは自分にマッチしているということでもあり、それを自分の中に取り込んで成長できるし、自分を好きになれると思います。

渡辺さんーー素直でいるということです。人から教えてもらったことは全てアドバイスだと思うようにしています。「そういう視点もあるんだなあ」、「そういうふうに思う人もいるんだなあ」と思うようにして自分の中に吸収して次に繋げるようにしています。

安孫子ーーどんな人と一緒に働きたいですか?                   

荒木さんーー素直な人です。営業していると業種や価値観の違う方とお仕事をする事もあるので、素直に意見を受け止めて柔軟な対応ができる人に来て頂きたいです。いろんな人と出会って自分の財産にもなるので、ぜひ一緒に働けたらなと思います。

渡辺さんーー会社のため、リスナーの為にどんなことができるか考え行動する人です。リスナーやお客様に寄り添うことの出来る方で熱意がある人と一緒に働きたいなと思います。

安孫子ーーみなさんラジオ愛がしっかりあって、そしてラジオの魅力をいろんな方に知ってもらう為に日々努力していること素晴らしいなあと思いました。今回は貴重なお時間ありがとうございました。