(左から)
酒井 彩芳(さかい・あやか)さん
株式会社建工ホールディングス 総務課 企画グループ
入社2年目/2022年中途入社
今枝 潤大(いまえだ・ひろと)さん
北陸鋼産株式会社 技術部設計課
入社4年目/2021年新卒入社
南部 翔平(なんぶ・しょうへい)さん
北陸建工株式会社 プロジェクト計画部
入社14年目/2010年新卒入社
■100年続く企業を目指して私たちは立ち上がりました
「Spreaders」とは、「広げるひとたち」という意味があります。100年続く企業を目指すべく、若い世代の社員たちがアイディアを出し合い、採用活動と企業PRを積極的に行っています。その実態や想いについて、今回は、3名のメンバーに話を伺いました。
―まず、「Spreaders」が結成された背景やミッションを教えてください。
南部さん:北陸建工グループ(以下、同グループ)では、5年程前から新卒採用に力を入れています。その中で、新卒者に向けて、同グループの認知度をあげ、応募者の数を増やすことや、ミスマッチを防ぎ、より良い人材の発掘を行うことが私たちの活動の大きなミッションとして挙げられます。
酒井さん:学生さんをはじめ私たちと同じ若い世代のみなさんに、同グループのことを知ってもらうために、学生さんの目線に近い入社5年目以内の20代の若手社員が中心としとなり、「Spreaders」が結成されました。
今枝さん: 現在、同ループの3つの企業でそれぞれ働いている8名の社員が、採用チームとして活動をおこなっています。所属や職種の垣根を越え、お互いにアイディアを出し合いながらさまざまなことに取り組んでいます。
―では、より多くのみなさんに知っていただくために具体的にどのような活動を行っていますか?
南部さん:私たちは、多くの有名な建造物に携わっており、その建造物のことは知っていても、それが同グループと結びつけられてないという方も多いので、合同企業説明会などで、多くの方に私たちの会社のことや事業内容を広くPRしています。
今枝さん:合同企業説明会に行っても、どこにでもあるようなブースでは、正直、企業名すら目に入らないこともあります。そこで、少しでも足を止めて興味を持ってもらえるように目を引くような仕掛けを考えました。
酒井さん:いろんな企業さんが集まる合説の場では、ビジュアルからの情報はとても印象に残ると考えました。ロゴマークやコーポレートカラーを前面に打ち出した統一感のあるブース装飾にしたり、スローガンである「チャレンジ&バックアップ」を大きな文字で書いたパネルを掲示したりと、とにかく目立つ、目を引くブースづくりを心掛けました。
今枝さん:僕が合説に行った際には、企業感や堅いイメージが強かったので、それを払しょくできるようにしたいなという意識はありました。施工実績や実際に働いている社員の姿を大きく打ち出し、より企業をイメージしやすいブースになったと思っています。
南部さん:目を引くブースの装飾だけでなく、少しでも、学生さんに、ここで「働く自分をイメージできる」工夫にも力を入れています。
―他にはどんな取り組みをされていますか?
酒井さん:とにかく、認知度を上げ、身近な存在に感じていただくために、企業のロゴマークとは別に、学生さんが普段使いしやすいデザイン性に重きをおいたロゴマークを独自で作り、そのロゴが入ったタンブラーやトートバックなどのノベルティグッズを作り、来場した学生さんに配りました。
今枝さん:学生さんの目線で、どんなアイテムだったら使いやすいかをみんなで話し合いました。また、グラウジーズのホームゲームでのブース出展やPRをしたこともあります。
南部さん:ロゴマークは、僕の友人のデザイナーさんに頼んで作ってもらいました。こういったこともすべて、採用チームで考え、社長の承認を経て、おこなっています。「まずはやってみよう!」というチャレンジ精神を大切にしてくれる社長や経営陣の柔軟さも、私たちの活動を後押ししてくれていると感じています。
今枝さん:合説はもちろんですが、インターンにも力を入れていて、多くの企業の中から当社のインターンシップを選んで参加してくださった方に楽しんでもらえるような工夫をしています。
南部さん:1DAYの仕事体験プログラムと5DAYSのインターンシップを設けています。カリキュラムは違いますがどちらも必ず何かを作り上げてもらっています。例えば、1DAYでは、ペーパークラフトで同グループが実際に建造に携わった「支柱のない螺旋階段」を作ってもらっています。また5DAYSでは、5日間で実際にベンチを作ってもらい、それを当社がネーミングライツをもつ『北陸建工グループアスリートフィールド』に寄贈するなどをしています。
酒井さん:ベンチづくりは作る面白さだけでなく、自分の作ったものが実際に人々の役に立てる喜びを感じ取ってもらえるのでとても好評です。また社会貢献にもつながっていますし、学生さんたちの思い出作りの場にもなっています。
今枝さん:私たちがどんなものを作っているのかを知っていただくことはもちろんですが、過去の施工事例をもとに、建造物を作るにあたりどういった問題点や課題があったのかをみんなで検証するなど、リアルに仕事として体感してもらえるようなプログラムを組んでいます。
―さまざまな取り組みをしていますが、みなさんが大切にしてらっしゃることはどんなことですか?
今枝さん:いかに、入社したあとのギャップをなくすかということを大切にしています。自分が就活の際に欲しかった情報を盛り込むなど、学生さんに寄り添った対応を心がけています。長く働いてほしいので、包み隠さず、良いところもまだ足りないと感じる成長途中な部分もお伝えしながらリアルな会社の情報を提供することも大事なことだと思っています。
酒井さん:みなさん、緊張して合説や面接にいらっしゃるので、緊張がほぐれるようにフレンドリーで親切な対応を心がけています。また、自分たち自身が楽しんで、笑顔でブースにいることで、来てくださる方がかしこまらずに、リラックスできるような柔らかい雰囲気を作ることも大切だと思っています。今後においても、合説会場やインターンシップにとどまらず、大学の授業での講師活動や、独自のイベントを通して、学年問わず、より学生さんに寄り添った親しみやすい採用活動を続けていきたいです。
南部さん:僕は、せっかく私たちのブースに来てもらったのだから、たとえ応募に繋がらなくても、入社に至らなくても、出会った皆さんにとって何かしらのプラスになればいいと思っています。社会人の先輩として、わからないことをワクワクに変えてあげたいと思いますし、働くことは楽しいことだと感じてもらえたら嬉しいです。
―採用チーム「Spreaders」としての今後の目標を教えてください。
南部さん:学生さんの方から声がかかるような企業でありたいと思っています。もちろん、認知度を上げることも重要ですが、企業として魅力的に輝けるかどうかは、働いている僕たち次第だと思っています。
今枝さん:このチームが新たな若手社員に引き継がれていくと思いますので、そのベースづくりをしていきたいです。採用活動をすることで会社のことをより深く、広く知ることができるので、どんどん後輩には積極的に活動に参加してもらいたいと思います。
酒井さん:究極の話、このチームがなくなることなのかもしれません。企業としての認知度が不動のものとなり、採用活動が滞りなく、より良い人材を確保できるようになれば、採用チームのミッションも同時に達成することになるので。そんなフェーズに行けるように、知恵を絞りいろんなアイディアを実現させていきたいです。
―最後に、就活をしているみなさんに向けてメッセージをお願いします。
南部さん:この4、5年でずいぶんと会社の雰囲気が変わったように感じます。世代交代が進み、20代が非常に多い会社であるということは、この業界的にもとても珍しいことだと思います。働きやすい環境と、なににでもチャレンジできる社風も自慢のひとつだと思っています。富山で全国規模の仕事ができるのも同グループの醍醐味だと思っています。面白い仕事をどんどんやりましょう!
今枝さん:この仕事は1人前になるためには10年かかるといわれています。自分と同じ世代の仲間も多く、みんな高い技術を持つベテラン社員の方々から日々、いろんなことを教えていただいています。諸先輩方の強固なバックアップがあるからこそ新しいことにどんどんチャレンジできているとも感じています。一緒にいろんなことにチャレンジしていきましょう!
酒井さん:仕事柄、職人肌の怖いイメージをお持ちの方もおられるかと思いますが、みなさんとても人情味溢れる方々ばかりです。近年では現場職の女性社員も増えてきました。役員との距離も近く、先輩後輩など節度や敬意を保ちながらも、お互い言いたいことは言い合えるそんな風通しがよい環境です。UターンやIターンの社員もたくさんいますので、富山で働きたいというみなさんのご応募をお待ちしています!
★北陸建工グループの詳細はこちらから
https://kenko-group.jp/