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ふるさと富山のいつも、いっちゃん。KNB

北日本放送株式会社 / 総合職

インタビュー記事

更新日 : 2024年01月26日

今井 如恵(いまい ゆきえ)

所属;メディア本部コンテンツ局

入社年数:入社14年目

略歴:報道制作局や営業局を経験し、現在はテレビ番組やマルチメディアを担当

北日本放送株式会社 事業概要

全国で13番目の放送局として事業を開始し、全国の地方局初で地デジを開始したり、北信越のメディアで初めてSDGメディア・コンパクトに加盟するなど、常に新しいことに挑戦してきた北日本放送株式会社。一方で1962年に開始した北日本放送社会福祉事業基金は60年にわたり県内の社会福祉事業施設へ物品を送るといった支援を続けており、2015年には親子が一緒に楽しめる無料施設「KNBいりふねこども館」をオープンするなど福祉にも力を入れている。

事業開始当初は放送が認知されていない中で試行錯誤を繰り返し、70年の間、地道に県民から信頼を得る努力を積み重ねてきた。

 

放送は免許事業でもあり、簡単には参入できない特殊な業界だ。さらに、電波を出せるエリアが富山県内に限定されているので、企業の発展には地元の発展が欠かせない。競合他社との差別化として県内他の放送局は持っていないラジオの強みを活かしながらテレビとの相乗効果を図っている。

ラジオは平日朝7時から16時までと土曜日の10時から15時まで、テレビは15時台から19時まで生放送で様々な情報やニュースを伝えている。加えて、放送で伝えきれない部分についてはSNSやKNBWEBで多面的に発信している。

その他、小学生が県内企業で就業体験する「ジョブキッズ」や、高校生が未来の暮らしをHAPPYにするものを創造するコンテスト「ミラコン」、マラソンと同じ距離を仲間と一緒に走る「いっちゃん!リレーマラソン」といった県民と寄り添った事業を行っていることも特徴的だ。

ジョブローテーションで両部門を経験、互いの立場を理解し風通しの良い職場を実現

 

部署によって仕事内容は多岐にわたるが、どのフロアも風通しの良い雰囲気だという。

「私は入社時から報道記者、営業、ディレクターを経験しました。現在はWEBやSNSでのコンテンツ発信を担当しています。KNBのホームページにある情報サイト「nan-nan」を立ち上げたほか、X(旧ツイッター)やInstagram等で富山県内の飲食店やおでかけスポットなどを紹介しています。「普段からあまりテレビを見ない」「情報収集はもっぱらスマホ」という人が増えている中で、KNB発の地域情報をより多くの人に届けようという試みです」

 

 

若手中堅社員のほとんどはジョブローテーションで報道制作部門と営業部門の両方を経験する。状況によっては対立しがちな両部門だが、若手を中心に意見交換がしやすく、部門の間の壁は低くなっているという。また、社内では社長も含め役職者も「さん付け」で呼んでおり、フラットな関係性の中で仕事ができている。

 

 

離職率の低さは良い仲間・環境があるからこそ

 

「入社後10年間の離職率がとても低いことは良い仲間・環境に恵まれているからではないかと感じています。

私は子供が2人いて、時短勤務をしています。時短勤務はこれまで3歳まで取得できましたが、小学校1年生の期間も取得できることになり、子供が学校に慣れるまでのフォローができるようになりました。社員にとっては柔軟な働き方が選択できますし、子どもの成長にとっても良い制度だと思います」

 

 

 

福利厚生の充実も魅力の一つ

 

シフト勤務のないフロアは基本的に20時で消灯していて、社内は仕事にメリハリをつけてできるだけ早く帰ろうという雰囲気がある。会社指定の資格を取得すると最大30万円の祝金がもらえる制度もあり、様々なジャンルに関心を持ち、自己啓発に励む環境が用意されている。

会社が活動費の一部を補助する社内クラブ制度は、ヨガ部、インスタ部、ゴルフ部などがあり部署を超えた横のつながりを、趣味を通じて持つことも可能だ。