日本で暮らし働く
サンドゥは2009年に来日し富山大学へ進学後、他企業での就労を経て2017年に金森産業へ入社した。
日本語、中国語、英語などの多言語を使えるサンドゥは、語学堪能の強みを生かせる仕事を探していたところ金森産業に出合った。

「商社としてさまざまな商材を国内外に販売しているところに大きな魅力を感じた」ことが入社のきっかけとなった。
そんなサンドゥにとって入社後、一番うれしかった瞬間があったという。
「お客さまに対する礼儀だったりマナーであったりが良いと社員の方々に褒められたときは本当にうれしいです」。
〝日本人よりも日本人らしい〟といわれることが自身にとっての最高の褒め言葉。この言葉をもらう度に誇りと自信を感じ取り、働くことへのモチベーションが一気に高まるという。
鋳物メーカーに鋳物作りに欠かせない資材を納めている部署で営業主任として活躍する一方、家庭では6歳の息子の母親でもあるサンドゥ。
営業というタフな仕事をこなしながら、家庭と仕事を両立できるのは「夫のサポートのおかげ」とのこと。
金森産業では、育児をサポートするために勤務時間短縮制度などを設けているが、サンドゥは自身のキャリアアップのために時短制度は利用せず、フルタイム勤務で業務を行っている。
「夫のサポートがあるとはいえ、早く帰れるように効率的な仕事の進め方を日々考えて実践しています」と自身の成長に意欲的だ。
とはいえ、海外育ちのサンドゥにとって、富山暮らしは四苦八苦の連続だ。
「来日時に車の免許を持っていなかったので、それが大変でした。富山は車がないと生活できない地域です」と住み始めたころの生活の難しさを吐露。
ただ、「逆に車があれば、子育てもしやすくリラックスできる自然もたくさんある良い地域です」と現在はその苦労を乗り切ったようだ。
都市部など一部地域に残る外国人に対する偏見や差別も、「富山には私が知る限りありません」とサンドゥ。
「会社の方もご近所の方も優しく、外国人が住みやすい地域だと思います」と強調する。
リケ女のモデルケースとして
村西は2014年に新卒で金森グループに入社した。
今は安全性研究センター高岡で勤務しており、排水や地下水といった環境水の試験、分析する業務を担う。
「こうなりたいと思う先輩を見つけて、その先輩の良い所を学んでいく」。
これは入社間もない村西が先輩から受けた大切にしているアドバイスだ。試験や分析業務は基本的には一人で完結する仕事が多い。
そんな中でも「困ったことや不安なことを聞くと、イヤな顔せず教えてくれる先輩が多い。歴の長い先輩は多くの知識や技術を持っているので勉強になる」と話す。

「先輩の指導方法を後輩が引継ぎ、それをさらに下の代へ伝えていく」。程よい緊張感と分け隔てなく話し合える職場環境が技術継承の潤滑油となっている。
村西は2021年7月に育休から仕事に復帰した〝ママ社員〟でもある。
安全性研究センター高岡で初めての産休と育休を取得した初の事例ということもあり、社長をはじめ、上司や仲間の理解と協力があったという。
「業務がきちんと回るかという不安もありますが、それ以上に会社として『産休・育休の取得を歓迎します』といった空気づくりが助かりました」。
女性社員の働きやすい環境整備を急いでくれた会社側の対応に村西は感謝する。
職場復帰した現在は育休前と同じ安全性研究センター高岡でフルタイムの勤務をこなす。
育休前と同じように働けるかという不安もあったが家族の協力と職場の方々の理解により、仕事と子育ての両立を達成している。
「勤務時間内で終えられるよう仕事をすることを常に考えている」おかげで、効率的な働き方にもつながっているようだ。
また、富山県内には親子で楽しめる多くのスポットがあることも子育てのしやすさをアシストしていると村西は話す。
その中でもお気に入りは、射水市にある豊かな緑と水に囲まれた「太閤山ランド」。乗り物などのアトラクションやプール広場、バーベキューコーナーなど家族連れが楽しめる施設が充実している。
その他、富山湾近く新湊大橋のたもとに位置する「海王丸パーク」や国内外の絵本を約1万冊所蔵する「射水市大島絵本館」は大人も楽しめるスポットとしてよく利用しているという。
多種多様な魅力を持った社員が活躍できる環境が整っている金森グループ。変化の著しい現代社会においてこの多様性は大きな武器となる。そんな人材が挑戦しやすく、働きやすいと感じられる職場づくりを目指す。社会や技術の変化を敏感かつ柔軟に捉え、夢の実現に向けて精力的に活動する仲間を募集している。
※取材中はマスクを外してお話していただきました。