おいしいものなら何でもそろうスーパーな魚屋さん  黒崎屋

富山では美味しい店を尋ねると魚屋の名前が返ってくることがある。
黒崎屋はその筆頭になるような存在だ。

活気溢れる店内は混み合う人で溢れ、ガラス張りの広々とした魚の加工場から、次々と魚が売り場に送りだされていく。
驚かされるのはその種類の多さ。

のどぐろ、ボタン海老や太刀魚の刺身と目移りするほどの豊富さで、誰でも入れる店ながら、仕入れに訪れる飲食店の数は100軒以上もあるという。

オープンは2019年。もともとスーパー内のテナントの魚屋だったのが、「魚の売り上げがあまりに好調なため独立することになった」と代表の黒崎康滋さん。

黒崎さんはこれまで富山にある8つの漁港全て(!)との仕入れルートを自ら開拓。
毎朝、市場の状況を把握し、常に新鮮な朝獲れのものを取り揃えている。

「魚は鮮度が命の在庫のきかないもの。そこで安くていいものを探して扱っていたら、こうなっただけなんですよ」
売り場にはライブカメラを設置し、常に在庫状況を発信。取引のある飲食店のなかには、ミシュラン掲載店も23、4軒ある。
さらに黒崎屋が扱うのは鮮魚だけではなく、おいしいお肉や野菜まで。

店内にはメッツゲライイケダの直営店が入り、塩と香辛料だけで味付されたシャルキトリーや、牧草から富山で育てられた牛肉などが取り揃えられている。
平飼いの卵や、県内各地から集まってくる有機無農薬栽培の野菜、お惣菜も豊富で、調味料や加工食品もこだわりの逸品が並ぶ。


かといっていわゆる高級スーパーとも違う親しみやすさと賑わい、品質からするとリーズナブルに感じられる価格も黒崎屋が愛される理由だろう。
暮らしの満足度をあげてくれる、まさに“スーパーマーケット”。
こうしたお店があることは、富山暮らしの大きな嬉しさのひとつだと思う。

黒崎屋

白い建物に黒いロゴが目印の新店『黒崎屋』です。
ライブカメラでリアルに在庫がわかり、自宅やお店のスマホ・パソコンで購入できちゃうので、飲食店様の仕入れが楽になります。
また、メインの魚売り場の店頭在庫が視覚的にわかるので品切れのチェックができます。
在庫補充のタイミングを逃さない!!黒崎屋はお客さまの要望にすぐに応えるための体制づくりも徹底しています。
新時代スーパー「黒崎屋」は挑戦し続けています。