事業の強み
1946年に創業し、不動産事業を中心として5社を展開する山一不動産。ジャンルは賃貸ガレージ、アパート、マンション、駐車場、店舗、ビル、空き家の再生、新築物件と幅広く、ロードサイドなど目立つ場所を中心に積極的な不動産投資を行い、保有物件は80棟を超え県内でも有数の不動産投資会社となった。
次々と不動産投資を行えるのは、98%を超える入居率による安定した家賃収入が基盤にあるからだ。高い入居率を維持し続けられる理由の1つが、物件の多くが自社所有か役員保有であるため、スピーディーな対応ができるということだ。入居時や退去時の手続き、または入居中の住居のトラブルが起こった時の問い合わせは緊急性が高いことが多い。そこで迅速に対応できることで、利用者の満足度につながり、山一不動産の物件が選ばれる理由になるのだ。
デザイン経営
山一不動産はデザイン経営を取り入れていることも大きな特徴で、社屋から販促物まで全てにデザインを取り入れ、近年はデザインにこだわった新築物件の開発数も増やしている。社屋にはピンク色のネオンで夜でも目立つ社名の看板が掲げられているが、その背景には”街の価値を高める不動産“という思いがある。デザイン経営を推進する専務取締役の小林大祐は「不動産は何十年とその地に残るものなので、町の景観にも大きく影響する。看板のネオンも庄内の暗くて寂しい夜を彩りたいと思ったから。デザイン性の高い物件が庄内に増えることは自社のブランド力と競争力を高め、また街全体のイノベーション創出に繋がると考えている」と言う。
数十年後の庄内の街の姿を思い描いて、山一不動産は不動産投資を行なっているのだ。
今後のビジョン
数十年後の庄内の街の景観までも考えている同社のこれからのビジョンについて小林は「いい土地があれば積極的に投資していきたい。最終的には年間の家賃収入で10億円を目指す。人口も減少する庄内において若者が住み続けたい、いつか戻って来たいと思える街づくりに不動産事業を通して少しでも貢献できたら嬉しい」と語る。続けて「庄内の皆さんに喜んでいただけるような不動産開発を進めていきたい。常識に捉われず新しいチャレンジをし続けていきたい」と力強く語ってくれた。
山一不動産は文字通り、これからの庄内のまちづくりを担う新しい仲間を募集している。