出雲ガス株式会社 代表取締役社長 森山 恵介
カーボンニュートラルをはじめ、取り組むべき問題は山積
「時代は大きく脱炭素化社会へ舵を切り始めています。エネルギー自由化も含め取り巻く事業環境が激変する時代に突入し、お客様の価値観やニーズも多様化しています。」と真剣な面持ちで語るのは、出雲ガス株式会社 代表取締役社長 森山恵介さん。社長に就任し、3年目を迎えます。
「その中で、お客さまの明るく、安心で、快適な明日を実現していくためにチャレンジ精神は不可欠です。」真っ直ぐな眼差しで続けました。
「新たな挑戦に取り組む社員の行動力こそが、出雲ガスの財産であり、皆様の暮らしに快適な明日を提供する大きな原動力です。」
2021年11月、CO2を実質的に排出しない「カーボンニュートラルLNG(液化天然ガス)」の供給を開始
出雲市カーボン・オフセット証明書とENEOSカーボンニュートラルLNG供給証明書
社員の成長が、企業の成長。給与体系の見直しはその一環。
「現在2025年を目指し、様々なプロジェクトに取り組んでいます。LINE公式アカウント、会員ポータルサイト、その他SNSを活用したソーシャルセリングなど、すべて社員を巻き込んでのプロジェクトです。」その他にも新卒向けパンフレットの作成、CM制作、オリジナルキャラクターの作成など、今では主体性を持って社員が積極的に取り組んでくれるようになり、その成長ぶりは目覚ましいという。
「コミュニケーションが活発になり、人間関係が良好となるのも良い影響です。社員の成長が企業の成長につながる。とてもうれしい変化です。」と森山社長。
「社員が自ら行動して成果を出せば、会社も大きく成長できる可能性がある。社員個人個人が自分のミッションや将来のビジョンを明確化でき、モチベーションにつながる重要なファクターである給与体系や評価システムの改革が必要と考えています。」
取締役総務部長 田中 勉
出雲ガス株式会社は、離職率が低いことが自慢です
出雲ガス株式会社は「離職率が低い」ことが自慢でもあります。
「従業員が働きやすい環境づくりに取り組み、会社の新陳代謝を高める努力をしています。」取締役総務部長 田中勉さんはそう語ります。
育児休暇制度の充実をはじめとした多様な働き方へのニーズに合わせ制度を整備させること、社内コミュニケーションの活性化ができる風土づくりなどに取り組み続けてきた結果です。
コミュニケーションが活発で、情報共有もスムーズであり、社員同士の関係性は良好
ここで働けることは私の誇りです
社内には複数のプロジェクトが同時進行しています。社員の個性を尊重しながら、こうしたプロジェクトに積極的に参加していくことでコミュニケーションが活発になったり、良好な人間関係の構築につながっています。
「私自身、『人を活かす』良い会社に再就職でき、ここで働けることを誇りに思う」と田中総務部長は満面の笑みを浮かべました。
施設部 管理課 伊藤つばさ
とにかく前向き。育休後も新しい発見や学びがある、それが楽しい
「社員数は30名。社内は、みんな仲良しで、何か困ったことがあっても気軽に相談できる。働きやすい環境で本当に助かっています。」
施設部 管理課の伊藤さんは、新卒入社10年。ふたりのお子さんのママです。1年ずつの育児休暇後、 復帰。社内のバックアップが充実しており、助かっていると語るその笑顔は輝いています。
「復帰後は部署が変わって、漠然とした不安がありましたが、それも杞憂に終わり、新しい業務で新たなことが学べることが楽しい」と話す。
SNSを活用したプロジェクト。自分の幅も広がり、勉強することは楽しいという
職場がストレス解消になっています
伊藤さんの出産がきっかけとなり、時短勤務、時間有給の仕組みができたため、女性にとっては伸び伸びと働きやすい環境を整えてもらっていてありがたいですと感謝する伊藤さん。
「関わっているプロジェクトチーム内でも、良い意味で人間関係がフラットで、お互いの意見をオープンに受け入れやすく、役職や年齢・立場に関わらず、自分の意見やアイデアを言いやすい雰囲気があります。」と、主体性を持って考え行動できる環境が、伊藤さんに「職場がストレス解消」と言わしめるひとつの原因です。
「帰宅しての家事育児は大変です。でも、会社でストレス解消をしています笑」とどこまでも朗らかです。
とにかくみんな笑顔がいい。女子社員同士で、お誕生日にはケーキでお祝いも。