学生時代の思い出が詰まった出雲市の商店街
「サンロードなかまち」学生時代の思い出が詰まった出雲市の商店街
「サンロードなかまち」
どうもこんにちは、山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部べーやんです。
普段は車で走り抜けている見慣れた街並み。休日にのんびり歩いてみると、小さな変化を見つけること、ありますよね。
今回は、JR出雲市駅前の商店街「サンロードなかまち」をのんびりお散歩してみます。
出雲市民の私にとってはお馴染みの場所。
学生時代によく歩いた愛しの「サンロードなかまち」・・・。
社会人になってからは、車で走り抜けるだけになってしまった「サンロードなかまち」・・・!
どんな風に変わっているのか楽しみです。
「サンロードなかまち」があるのは、島根県出雲市今市町。JR出雲駅から北へ歩いておよそ3分。
アーケード内は制限速度20キロ。一方通行なので、車で侵入する際はご注意ください。
商店街には有料駐車場が2つあります。
のんびり歩くなら、東側入口から入ってすぐ右手にある『なかまち第1駐車場』がオススメ。行き過ぎた場合は、商店街の中ほどにある『なかまち第2駐車場』にとめましょう。
改めて調べると、明治2年から続く歴史ある商店街なんだとか。知らんかった。
軒を連ねるのは飲食やファッションの店が中心。
一方で、老舗は地酒蔵や印刷屋、新しいところで言えばレンタルスペースやリラクゼーション整体などなど。
新旧が混在する見どころの多い商店街です。
人通りは少ないものの、廃れていく一方ではない。新しい看板が通りにちらほら混在しているのは、地元民としてうれしいかぎり。
商店街に入ってすぐ、出雲北陵高校の制服を発見。こちらの『制服の店 カワシマ』は、制服の指定店のようです。
すぐ近くの『石橋呉服店』にいたっては、出雲高校、大社高校、出雲西高校、農林高校の制服指定店。スゴイ。
こうして歩いてみると、思いのほかファッションの店が多い。
考えてみれば中学時代、よく買い物に来ていました。学ランの裏ボタンとか、ボンタンとか。この通りに来れば、大型商業施設では手に入らない“カッコいい”アイテムが手に入りました。
自分と同い年くらいの学生、どちらかと言えば少しガラの悪い学生らとよくすれ違った場所。
あの頃ここは、カルチャーが詰まったファッション街だったのだと、今さらながら気づかされます。
く、『QUARTER(クォーター)』だ・・・!
学生時代、頻繁に来てた店。懐かしい。
店内歩いていたら不良っぽい茶髪の学生に絡まれたっけな・・・。
駅へと向かう下校途中、お腹をすかせた高校生らのお腹を満たすのも、この商店街の役目のひとつでした。
ずーっと昔からある『中華飯店 桃花園(とうかえん)』。
友人と2人でポケットからお金出しあって、一杯のラーメンを分け合って食べた思い出。
30分以内に完食すると景品がもらえたチャレンジメニュー「スーパージャンボラーメン」はまだあるだろうか。
このミュージックバーも長年、商店街の風景の中にある店。確かパスタやピザが食べられたはず。
昭和の香り漂うレトロな装飾を眺めて歩けるのも、商店街の楽しみのひとつ。まるでデザイン画を並べた美術展のよう。
ワインバーの入口にドカッと置かれたタル。昔からあったような、なかったような。
学生時代の思い出が濃いせいか、大人向けの店の記憶はあまりないのかも。
『サンロードなかまち』には、近年オープンした若い店もチラホラ。
今日も夕刻から、さっそくアーケードを賑わせています。
地酒とともに、ノドグロや十六島海苔の天ぷらが味わえるカジュアルな居酒屋『ツバメヤ』。
島根の味を求めて足を運ぶ観光客のみならず、地元客にも慕われる人気店です。
居酒屋『ミートショップサイトウ』。
島根県産の黒毛和牛や希少部位が味わえるお店。
な、なんだこのデカい暖簾は!
どうやら開店準備中の串カツ屋さん。暖簾の大きさから察するに関西系のお店でしょうか。またオープンしたら行ってみよう。
気がづいたら、すっかり陽が落ちてしまいました。
自己満足ですが、思い出に浸れた楽しい散歩になりました。商店街に限らず、かつてよく歩いた道をひとり辿ってみるのも良いものですね。
「あの場所はこんな場所」と認識していても、大人の目線で改めて歩いてみると、以前は見えなかったものを見つけられたりするのかもしれません。
情報提供元:日刊webラズダ https://www.lazuda.com/news/archives/4029
名 称 | サンロードなかまち |
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住 所 | 島根県出雲市今市町 |
HP | http://sunroad-nakamachi.com/ |