子どもも大人も居心地の良い、やわらかな空間

Cafe&Living UCHIDA

古材を活かして「あったらいいな」が叶ったカフェ

 

マフィンを買いに来る人、お子さん連れのママ、近所のおばあちゃん…
お店が開店すると、様々な年代の方がお店のドアを開けます。
JR水沢駅東口からすぐ。「Cafe&Living  UCHIDA」がありました。

思わず開けたくなるような存在感あるドアが素敵。

店内に入ると、カレーの香りがふわっと広がってきます。
少し甘い香りもするかな?と思ったら、入口目の前には可愛らしいスコーンも。
何よりも木の風合いや壁面の色味がもう絶妙にいいです。

古材が醸す暖かみのある空間、癒し効果絶大です。

岩手県産南部小麦を使用した、添加物のないやさしいスコーン。
ショーケースに入っているスコーンってなんでこんなにワクワクするんでしょう。

それにしても、新しいのになつかしい場所だと感じるのはなぜだろう。
「もともと額縁屋さんだったのをリノベーションしたんですよ。」
おだやかな笑顔でそう答えるのは、マネージャーの川島珠美さんです。

保育士資格もある川島珠美さん。カフェの運営、そして子育てもがんばるママです。

オーナーである旦那さんが奥州市のご出身。
地元物件を探していたタイミングで、額縁屋さんが閉店すると聞き、
声をかけたら快くお店を使わせてもらえることになったのだそうです。
内装に使われている木材や古道具は、地元のつながりで引き取って再利用したもの。
断熱材や石膏ボード貼りなど、下地や設備工事以外は自分たちでリノベーション。
そんなストーリーを聞いてから店内をみると、ますます素敵なものに見えてきます。

店内の椅子はそれぞれ違うので「今日はここの椅子!」と気分で変えるのも良さそう。

床もリノベーション。額縁屋さんの頃の床がチラリと見える。今と昔が混在している、キラリと光る場所。

お店の看板メニューは、スパイスをつかったキーマカレー。
かわいい見た目をいい意味で裏切り、スパイスが本格的でびっくり。
美味しい~と連呼しながら、あっという間にペロリしてしまいました。

上に乗っているのはパパドという豆粉を使ったおせんべい。パリパリとした食感がカレーとよく合います。

食後には、レモンケーキとホットチャイを。
甘酸っぱくて濃厚なレモンケーキに、上にかかったホワイトチョコの優しい甘みが絶妙にマッチ!
ホットチャイを飲んでさらにまろやかな風味が口の中に広がります。しあわせ…。

まるいコロンとしたかたちがかわいい。

「子どもを預けられて、ママはカフェでほっと一息していて。
お客さんやお店に見守られながら、子ども達のにぎやかな声が広がる安らぎの場があったらいいな。」
そんな、珠美さんたちの「あったらいいな」の想いから、カフェと託児所が一緒になったお店をつくりました。
(新型コロナウイルスの影響で託児所は閉園しました)
「Cafe&Living UCHIDA」という名前のとおり、家のリビングにいるような感覚になります。
さまざまな世代の人たちが集う、暮らしに寄り添ったやさしいカフェ。
また帰ってきたくなる、アットホームな心地良さが味わえますよ。

 

(取材: 足利 文香)

名称 Cafe&Living UCHIDA
住所 岩手県奥州市水沢東大通り1丁目5−35 1F
電話番号 0197-47-4158
営業時間 10:00-17:00
定休日 日曜日・月曜日 ※新型コロナウィルス感染拡大を受け、営業形態および営業時間が変更されている場合がございます。詳しくは店舗までお尋ねください。
駐車場 4台 ※満車時→水沢駅東口有料コインパーキング(チケットあります)
席数 23席
予算目安 ¥1,000~¥1,700程度
おすすめメニュー カレー、マフィン
お子さま対応 お子さまカレーあり 小上がりやお子さま用トイレもあります
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