【リームス・ホーム 新海雄大さん イワイズカン利用者インタビュー】

2025年1月、一関市で住宅の建築設計を営む株式会社リームス・ホームに入社した新海雄大さん。それまでは舞台美術家として関東を拠点に働いていましたが、1年前の2024年に岩手への移住を決意します。

 

「学生時代に神楽や剣舞などの伝統芸能をやっていたので、岩手には毎年のように来ていました。年齢も30歳になり、今後の自分の人生を考えた時に、『岩手に住んでみたいな』と思い立ち、移住することを決めました」

 

それから1年間、岩手での生活を見据えて転職先を探していた新海さん。しかし、自分にマッチする働き口がなかなか見つからない状況が続きます。

 

「岩手で何かいい仕事がないか、ハローワークに通ったり、大手求人サイトで探したりしたのですが、正直、どれも『しっくりこないな』という印象でした。というのも、それらを悪く言うわけではないのですが、都市部に住んでいると地方の求人って見つけづらいんです。地方での転職に強い求人サイトやサービスがどこかないかなと、ずっと思っていました」

そんなある日、奥州、平泉、一関の岩手県南エリアに限定してインターネットで検索をかけたところ、最初に出てきたのがイワイズカンでした。

 

「『このサイトはいったいなんだろう?』と思って、とりあえずクリックしてみたら、げいび渓の舟下りの写真が載ってありました。もともと有名な観光地なのは知っていたので、『こんなところも求人を出しているのか!』と目に留まりましたね。そこからいろいろと調べていくうちに、これは登録したほうが見やすいと思い、会員登録をさせていただきました」

 

大手求人サイトであれば、あらかじめ希望の職種・業種を選択したうえで検索を始めるのが通例です。しかし、新海さんの場合は「自分が何をやりたいか、ビジョンが全くなかった」とのこと。どんな求人があるのか、毎日サイトを眺めていると、数日後、一本のメールが届きます。

 

「2024年12月の中旬にイワイズカンに登録したのですが、それから1週間経たないうちに担当の加藤昌範さんから連絡がありました。その後、何度かやり取りをして、候補の2社を提案してもらったのですが、そのうちの一つがリームス・ホームだったんです。建築に興味があることをお伝えしたら、『会社の方々と直接お会いしましょう!』という流れになり、年明け早々に面談させていただくことなりました」

 

そして2025年1月の初頭、社長と専務との面談に臨んだ新海さん。地域に密着した企業理念にも心を打たれ、晴れてリームス・ホームの社員となりました。

 

「最初、リームス・ホームを紹介された時に、加藤さんから『社長や専務とは絶対に会ったほうがいいですよ!』『たぶんこの会社、新海さんに合っていますよ!』と言われたんです。そこまで言うならとりあえずお会いしてみようと思い、軽い気持ちで行ってみたら、専務がすごく楽しそうに仕事の話をされていたのが印象的でした。2時間ぐらいお話をしたのですが、会社の特徴であったり、家づくりの魅力だったり、とにかく話す熱量がすごくて、『この会社、面白そうだな』と思ったのが入社の一番の決め手です」

 

イワイズカンで求人を掲載している企業は、地域に根付き、将来のビジョンを持った企業ばかり。新海さんは「電話でやり取りした時に、加藤さんから『地元で本当に頑張っている企業しか紹介していません』と言ってもらえました。それは、とても心強かったですね」と振り返ります。

ちなみに埼玉県出身の新海さんですが、岩手はもちろん、東北で暮らすのも人生で初めての経験。新生活はいきなり真冬の時期からのスタートとなりましたが、早くも一関での生活に溶け込んでいるようです。

 

「学生時代にもたびたび岩手には来ていましたし、僕が小さい頃に住んでいた深谷市も冬の寒い時期はマイナスまで気温が下がるので、気候も似ているところがあります。ちょっと雪の量が多いな、ぐらいの感覚で、とても過ごしやすいですね」

 

のんびりとした地方の暮らしに憧れる人が年々増えつつある昨今、新海さんのように都市部からIターンで岩手に移住するケースは、今後もますます見られることでしょう。これから地方での働き口を探す人たちに対し、新海さんはこんなアドバイスを送ります。

 

「僕が岩手への移住を決めたのは今から1年ぐらい前でしたが、先ほども言ったように、『何の仕事をしたいのか』というビジョンが全くまとまってない中で、転職先をずっと探していた状態でした。そういった人こそ、イワイズカンのようなサイトを利用すべきだと思います。もちろん、明確なビジョンがあるに越したことはありませんが、僕自身、『これもしたい、あれもしたい』というような人間だったので、ごちゃごちゃしていた頭の中がだいぶ整理されたような感覚でした。自分の考えがなかなかまとまらない人は、絶対に使ったほうがいいはずです」

イワイズカンでの職探しについて、「今思えば、ヒアリングを受けた時も曖昧なことしか言っていなかった」と苦笑する新海さん。たとえビジョンが定まってなくとも、対話の中でのパーソナリティーを分析し、その人にマッチングする働き口を提示する、それこそが地方の求人サイトならではの強みです。

 

これからもイワイズカンは、宮城県北・岩手県南エリアで職探しをする方々をサポートし、それぞれの輝く未来に伴走していきます。

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