金沢大学「大しごとーく」

【2023年7月1日】企業担当者と交流深める

2023年7月1日、金沢大学角間キャンパスで学生向け就職イベント「大しごとーくin金沢」が開催された。県内に本社や営業所を置く企業、団体の担当者が就職活動前の1、2年生に仕事の魅力を紹介しながら交流を楽しんだ。

大しごとーくは富山、信州大学が4年前から開催しており、金沢大学では今回が初めて。イベントには金沢市や小松市などの48社が出展。各社は企業名を伏せてキャッチコピーを掲げ、興味を持った学生が自由にブースを巡る仕組みとなっている。一般的な合同説明会などと異なり、人事担当者と率直な意見交換ができるのが特徴だ。イシカワズカンの親会社にあたるアステナミネルヴァ(珠洲市)からも社員ら4人が参加し、珠洲での事業を説明した。相談に訪れた人文学類2年の女子学生は「働くことは我慢することだとばかり思っていたが、イメージが変わった」と笑顔で話した。

金沢大学では、富山、信州大学と連携し、地元企業への就職を後押しする「ENGINEプログラム」を実施しており、就職イベントやインターンなどに参加すると認定証が発行される。プログラムの担当者は「早い時期から企業の特色を知ってもらい、長い目で後押ししたい」と力を込めた。