「ピンタイ レンタルルーム」は、福井市の市街地エリアに点在するレンタルスペース群。古ビルをリノベーションした空間は、懐かしさと新しさが入り混じる心地よい空間だ。

「ピンタイ」とは、中国語でテラスやプラットフォームを意味する「平台（pingtai）」からとった名前。オーナーの高岡勇治さんが中国で働いていた経験から、その名が付いたのだそう。

「福井の街中で生き生きと働き、暮らし、遊ぶ。」というコンセプトのもと、現在5つのスペースを用意しており、白壁のスタジオや開放的な屋上スペース、隠れ家的ラウンジなど、個性豊かなスペースを希望の用途に合わせてレンタルできる。

▲JR福井駅から徒歩10分。もともと料亭街だった浜町エリアにある「RoomA」

▲「RoomA」の階上にある「RoomB」

▲「RoomC」はまちなかにあるテラス

▲大人数で利用可能な「RoomD」

▲モデルルームのようなオシャレな空間が広がる「RoomF」

ピンタイ レンタルルームの魅力は、なんといっても用途や人数によって5つの空間を使い分けできること。
RoomA、B、C、D、Fの個性ある5ルームのおすすめの使い方を紹介しよう。
 

大きな窓から自然光がさしこむ「RoomA」は、講演会やイベント利用のほか、各種撮影にぴったり。キッチンスペースのある「RoomB」は、パーティ利用や飲食店の間借り営業も可能。まちなかで屋上BBQができる「RoomC」と併せての利用も多い。

福井市の繁華街・片町エリアにある「RoomD」は、広々とした空間で30〜40人ほどのセミナーやワークショップ会場にぴったり。客席30〜40席ほどの劇場として利用される方もいるのだそう。福井駅から歩いて5分ほどの「RoomF」は、隠れ家のようなラウンジスペース。ホームパーティや忘年会などのプライベート空間としての利用が人気だ。ライブ配信やコスプレ撮影にも利用できる。

さらに、備品が充実しているのもおすすめしたいポイント。ビンテージ家具や装飾品、食器類などの備品が自由に使えるほか、スクリーンやプロジェクターの貸出もなんと無料。また、撮影補助機材などの有料レンタルもあり、用途に応じてプランをカスタマイズできる。
 

レンタルルームの予約はホームページより。カレンダーで予約の空き状況がわかるので計画が立てやすい。

持ち家率の高い福井では、空間をレンタルすることにあまりなじみがないかもしれない。しかし、福井の市街地の一角でふだん自宅ではできないようなイベントやパーティを開催するのは、面白いまちの使い方ではないだろうか。

自分の特技を活かして教室やワークショップを開いたり、大画面でスポーツのパブリックビューイングやゲーム大会を開催したり……。福井のまちなかで「なにかしてみたい」を応援してくれる場所、それがピンタイ レンタルルーム。福井駅前の特別な空間であなたのやりたいことを叶えてみてはいかが？