ふくまち大学

「福井で生活しても、家と職場の往復になりそう……」
「狭い世間の中で、この歳になって自分の世界を広げるのは難しいだろう」
そう考えている人は多いのではないだろうか。

今、福井ではそんな大人の学びの場として「ふくまち大学」が開かれている。
ふくまち大学は、「ひらく、つながる、できる」をコンセプトにした市民大学だ。
月に2回程度開催されており、その講座・活動内容も多岐にわたる。
通年参加ではなく、興味関心のある講座から参加できる、気軽なところも魅力的だ。

これまでふくまち大学で行われた講座内容、またその参加者も様々。
着物を着てまち歩きを楽しんだり、コーヒーを片手にまちについて語り合ったり。
会社員から公務員、自営業者、フリーランス、小中高生や大学生など様々な属性の人たちが集うのも特徴だ。

また、参加する動機も人それぞれ。
「仕事や活動のヒントを得たい」
「交流したい」「仲間作りがしたい」
「講座内容に関心がある」
「仲のいい人が講師をしている」
など、異なる動機で集まった人たちがともに学びあう場は、様々な相互作用が働く学びの場となるのだ。

 

ふくまち大学では、参加者に以下の3つの関わり方を提唱している。

①講座に参加してみる
②講座のレポート記事を書いてみる
③講座のせんせいをやってみる

なんと、自身が興味のあるトピックで講師になることも可能!

講座に参加すること以外の関わりしろがあるのも、ふくまち大学の大きな魅力のひとつだ。

 

実際に、今までの参加者からは以下のような声があがっている。

「気軽な雰囲気で話し合うことができ、とても良かった」
「自分の価値観をより深く知るきっかけになった」
「個性豊かなひとと知り合えた」
「普段の生活では職場以外の関わりが少ないので、色んな方とお話ができてとても楽しく、刺激になった」
「1冊の本をみんなで読むことで新たな気づきがあり学び多い時間だった」
「初めていろんな楽器に触れていい経験になった」

中には、「参加する前まではハードルが高かったが、実際に参加してみると意見交換テーマも考えやすいものだった。他の参加者の方々も話しやすい方ばかりで有意義な時間だったと思う」という、実際に一歩踏み出してみることの大切さを実感する声もあがっている。

 

また、ふくまち大学は決まった会場で講座を行うのではなく、福井のまちなかに実際に繰り出すことが多いのも特徴。
今まで知らなかったまちの見方や使い方をみんなで模索できることも、この市民大学ならではの醍醐味だ。

「福井なんて何もない」という言葉はよく耳にするが、是非その「何もない」中から面白さや新たな見方を発見することを、ふくまち大学で楽しんでみてはどうだろうか。

 

今後の開催内容については、以下のHPやSNSからチェック!

HP:https://fukumachi-univ.net/

Instagram:https://www.instagram.com/fukumachi_univ/

Facebook:https://www.facebook.com/fukumachiuniv

名称 ふくまち大学
開催日 土日の日中、水金の夜の開催が多い ※詳しい開催日程はHPかSNSをチェック
参加費 1,000円/回 ※高校生以下は無料
対象者 年齢制限なし どなたでも参加可能
MAIL info@fukumachi-univ.net
TEL ふくまち大学(事務局:まちづくり福井) 0776-30-0330
HP https://fukumachi-univ.net/
主催 ふくまち大学運営委員会