ナポリピッツァ職人協会・認定職人のお店
Pizzeria Da SYUMONEナポリピッツァ職人協会・認定職人のお店
Pizzeria Da SYUMONE
JR大久保駅北口よりパレット大久保商店街を北へ。大久保整骨院を目印に東へ100mほど進むと、白と青で統一されたお洒落な店構えのレストランがあります。【Pizzeria da SYUMONE】(ピッツェリア ダ シュモーネ)は、薪窯ナポリピッツァと南イタリア料理が自慢のイタリアンレストラン。
今回は、笑顔あふれる気持ちの良い空間で、オーナーがテンポよく焼き上げるピッツァが自慢の、知る人ぞ知るイタリアンの名店【Pizzeria da SYUMONE】をご紹介します。
オープンは2015年10月。今年で7年目を迎える【Pizzeria da SYUMONE】。店舗の内装は、南イタリアのカプリ島をイメージして青と白を基調にしている。食事の時に非日常感を感じてもらえることをコンセプトに店作りを手掛けているそうです。オーナー自身でタイルを貼ったり、店舗の至るところにセンス良く飾りつけられたインテリアなども、イタリアにちなんだものがほとんど。“まるでイタリアに居るような空間”に仕上がっています。
店名の【Pizzeria da SYUMONE】の由来はオーナーの名前から。オーナーを知らない方は「シュモーネ?本場のイタリア人?」と思う方も多いそうだが、オーナーは渋谷 朱門(しぶたに しゅもん)さんという一度聞けば忘れられない素敵な名前を持つ、れっきとした日本人。実は、本場ナポリではピッツェリアのあとに自分の名前をつける店が多く、オーナーの朱門さんのイタリアンネーム(あだ名)が“シュモーネ”なんです。東京で働いていた頃のイタリア人の同僚につけてもらったそうで、 気さくでナイスガイな“シュモーネ”は手際よくテキパキと料理を作りながら、ハキハキと爽やかな接客も行います。料理はもちろん、その温かい人格でお客様の心を鷲掴みにするナイスガイな“シュモーネ”は【Pizzeria da SYUMONE】の一番の魅力と言えるでしょう。
ナイスガイな“シュモーネ”の料理の腕前は超一流。なんとナポリピッツァ職人協会・認定職人なんです。高校卒業後、18歳で飲食店の道へ足を踏み入れたオーナー。初めからイタリアンに憧れていたが、今日までイタリアンにこだわったのは、20歳の時に体験した貴重な思い出があるから。
「初めて一人でイタリアのナポリに行き、ナポリピッツァを食べたんです。日本で食べる“ピザ”との違いや、その美味しさに衝撃を受けました。そして、ピッツァは“分け合うもの”という素晴らしい文化であることにも気付きました。ピッツァには老若男女問わず、食べていると笑顔になる魔法のような力があると感じたんです。料理人を目指すなら必ずイタリアン。そしてピッツァに魅力を感じたので勉強したい!極めたい!と思うようになりました。」
本格的にピッツァの勉強をしたかったオーナーは、名店ひしめく東京へ修行に。東京中目黒の名店「Pizzeria e trattoria da ISA」の門を叩く。オーナーは、このお店で経験を積めたことが、自身の大きな財産になったと話してくれました。在籍していた世界大会チャンピオンのもとでピッツァの技術を学びながら、ハートも鍛えたオーナーは未来を見据え「独立」を視野に。東京にいたい気持ちもずっとあったが、地元は明石。海が好きなこともあり、独立するなら地元へ戻ることに決めたオーナーは帰郷することに決めたそうです。
その後、関西圏の様々なお店で働きながら、たくさんの技術やノウハウを学び、人間関係を構築。そして28歳の頃、イタリアの協会が主催する認定職の試験を受ける機会があり、見事合格。ナポリピッツァ職人協会・認定職人となり、独立の準備を進め、念願の【Pizzeria da SYUMONE】をオープンしました。
自慢の料理はもちろん、認定職人“シュモーネ”が手掛ける本場さながらのナポリピッツァ。一番のオススメはシンプルなマルゲリータピッツァだそうで、ピッツァを作る様子もテーブルから見ることができます。“シンプルこそ至高”という名にふさわしく、その味は圧巻の一言。一度食べると、また食べたくなること間違いなしの絶品ピッツァが楽しめます。その他にも南イタリアのパスタや、地元明石の新鮮な魚介類や食材を使った料理もおすすめ。ワインも南イタリアの物を選んでいるそうで相性はバツグンなのでお酒もどんどん進みます。
「本場の味をしっかり再現することが重要で、南イタリアを感じて頂けるように食材は現地イタリアの物を取り寄せています。そしてピッツァの認定を頂いている限りは、現地で焼いているピッツァとできるだけ同じものを提供することを心がけています。常に現地の方に認めてもらえる物を作り続けることが大事だと思っています。」
オーナーは【Pizzeria da SYUMONE】のこだわりについてこのように話してくれました。
地元でお店を開いた以上、本場さながらのピッツァを提供する以外にもすべきことがあると話す“シュモーネ”。
「職人認定を頂いた限りは、色んな事を伝えていきたいと思い、子ども向けのピッツァ体験教室を始めました。コロナ禍で近年は開催できていませんでしたが、オープン後はずっと続けてきました。お店で本格的なピッツァの作り方を教え手作り体験をしてもらいます。最後に窯の前で写真撮影を行い、自分で手作りピッツァを食べてもらう。このような活動を地道に行うことで、地元にイタリアの食文化を伝えることができ、大きくなった時に、ピッツァを作った思い出を話してくれることもあるんです。」
このように、地元の食文化への貢献もしている【Pizzeria da SYUMONE】。また、地域におけるお店の存在についてこのように話してくれました。
「現在多いと言われる“個食”を減らせるのもイタリアンを提供するうちのお店ならではじゃないかなと思っています。イタリア料理の特徴である“取り分けて食べる”というスタイルを楽しんでもらい、できるだけ家族で集まって食事をしてほしいという想いがあります。【Pizzeria da SYUMONE】は、家族にとって特別な日に利用してもらえるような、そんな地域の方に愛されるお店にしたいです。」
今回ご紹介したのは、大久保にあるイタリアンレストラン【Pizzeria da SYUMONE】。扉を開けるとナポリの風が吹き、ナイスガイな“シュモーネ”や素敵な従業員が笑顔で出迎えてくれます。特別な空間で絶品ピッツァや南イタリア料理を召し上がってみてはいかがでしょうか。
住所 | 兵庫県明石市大久保町大窪550-1 |
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電話番号 | 078-995-9110 |
営業時間 | 11:00 ~ 14:30(L.O) 17:30 ~ 19:30(L.O)20:00閉店 日曜営業 |
定休日 | 毎週月曜日、第一火曜日(祝日の場合、月はOPEN,火はCLOSE) |
駐車場 | 無 ※近隣にコインパーキングあり |
クレジットカード | 可 |
座席 | 24席 |
貸切可否 | 可 |
予算目安 | 昼 ¥1,000~2000 夜 ¥3,000~4,000 |
お子様対応 | 可 |